第二次世界大戦をキャプテン・アメリカ&ブラックパンサーが戦うマーベル新ゲーム発表

マーベルとスカイダンス・ニュー・メディアのタッグによる謎に包まれた新ゲームのティザー予告編が公開された。キャプテン・アメリカとブラックパンサーが登場している。
第二次世界大戦が舞台となるようだ。映像では、エッフェル塔を臨むフランスの街並みに続いて、書物や文具が並ぶ作業机が映し出される。次第に音楽が不気味な響きを帯び始めると、秘密結社ヒドラの文書や帽子とピストルが映る。続いて、爪痕が残されたキャプテン・アメリカのシールドと共に映像は暗転する。
すると、戦地と思しき場所に立つキャプテン・アメリカとブラックパンサーの姿が映し出され、「KING」「CAPTAIN」「SOLDIER」「SPY」とのテロップが登場する。
現地メディアによると、ゲームでは若きスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ、ティ・チャラの祖父であり第二次世界大戦時のブラックパンサーであるアズーリ、ハウリング・コマンドーズの一員である米兵ゲイブ・ジョーンズ、ワカンダのスパイ組織のリーダー・ナナリーがフィーチャーされるという。
現時点で判明している情報はごくわずかだが、公式説明によると「4人のヒーロー、2つの世界、1つの戦争」を描く、独自のマーベル・ユニバースで展開されるオリジナル・ストーリー作品だという。映像の後半では、左側に戦時下パリ、右側にブラックパンサーの祖国ワカンダと思しき背景が見える。
第二次世界大戦におけるフランス・パリは、ナチス・ドイツ軍の侵攻による降伏から、レジスタンス蜂起、パリ解放という流れがある。史実をベースに、ヒーローたちが侵略に争う物語が予想されそうだ。
映像で流れているのは、1943年の楽曲「また逢いましょう(We’ll Meet Again)」。離れ離れになった相手を想う歌で、同名ミュージカル映画の主題歌だ。歌手のヴェラ・リンは第二次世界大戦中に英軍慰問コンサートでこの曲を歌唱し、「イギリス軍の恋人」と呼ばれた。
本企画はタイトルも未発表。戦争アクションとヒーローアクションの融合に期待しよう。続報を待て。
▼ マーベルの記事
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』金曜ロードショーで2週連続放送決定 みんなで観ようぜ MCU版『X-MEN』ついに始動へ ─ 脚本家ミーティングが今秋スタート予定 いよいよ! 『マイティ・ソー』監督、ムジョルニアは発音しにくいので「ウル」と呼ばないかと提案するも「ファンが怒るよ」と却下されていた ムニョムニョ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』ラストの描写は「起こり得ない」と元NASA宇宙飛行士が指摘 ─ もっとリアルな別案を提示 ためになる 『マイティ・ソー』監督、オーディションでナタリー・ポートマンの「虜になってしまった」 ─ 起用の裏側、ジェーン役に求めた「知性」 「恋愛的な意味ではなくて」
Source:IGN