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『マトリックス レザレクションズ』予告編が公開 ─ 記憶喪失のネオや大量の青カプセル、謎だらけの3分間

マトリックス レザレクションズ
©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED

キアヌ・リーブス主演、SFアクション超大作『マトリックス』シリーズ最新作『マトリックス レザレクションズ』より、世界待望の予告編が到着した。20世紀の終わりに映像革命をもたらしたシリーズが、18年ぶりの時を越えて再び唯一無二の映像体験をもたらす。

全世界で一斉公開となった予告編は2分52秒とスケールたっぷり。迫力満点、見応え十分な映像となっている。閑静な住宅街の映像から始まる映像はすぐに不穏な空気を纏う。セラピストの男に向かって「夢とは思えない夢を見た」と話すキアヌ・リーブス演じる主人公ネオ。マトリックス・コードで形作られた街の中を歩いていたり見知らぬ敵と戦っていたり、得体の知れない機械に体を繋がれていたりするカットがフラッシュバックする。

自分が狂ってしまったのかと不安になるネオに、男は「ここではよくある」と返答。いったい「ここ」とはどこを指しているのか?その後もネオが自分のいる世界に違和感を覚えるシーンが続き、青いカプセル、「不思議の国のアリス」の本、鏡に映る老人など好奇心をくすぐられる謎が散りばめられた構成となっている。

後半には、モーフィアスから赤と青のカプセルの選択を迫られるシーンや白ウサギのタトゥーの女性に付いていくシ ーンなど、1作目を彷彿とさせるシーンが続く。気持ちの高ぶりに拍車をかけるように、怒涛のアクションシーンも登場。最後にはジョナサン・グロフ演じるエージェント・スミスが、ネオに向かって「長い年月の果てに、始まりに戻ったのさ。マトリックスにね」という意味深長な言葉を放つ。世界は未だにマトリックスに支配されたままだったのか?ネオはマトリックスから人類を救う救世主ではなかったのか?見れば見るほど謎が深まり、本編への期待が高まっていく。

マトリックス レザレクションズ
©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
マトリックス レザレクションズ
©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED

テクノロジーが進歩し、高度な情報社会となった現代では、目に見えるものが真実とは限らない。日常的に目にするインターネット上でのフェイクニュースやSNSの書き込みをはじめ、何が真実か見極める力が必要となっている。それは、我々がすでにマトリックスに囚われているということを意味しているのかもしれない。常に時代の先を行き、はるか先の未来を見せてくれた『マトリックス』。何が真実で、何が真実でないのか。先行き不透明な今の時代を生きる我々に『マトリックス レザレクションズ』はどんな未来を見せてくれるのだろう。

出演者には、オリジナルメンバーであるネオ役のキアヌ・リーブスやトリニティ役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスに加え、新キャストには『ゴーン・ガール』(2014)のニール・パトリック・ハリスや『バッファロー’66』(1998)『スピード・レーサー』(2008)などのクリスティーナ・リッチ、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)「アイアン・フィスト」(2017-2018)などのジェシカ・ヘンウィックらの出演が決定している。

「マトリックス・デー」同時視聴会

1999年9月11日は、『マトリックス』1作目が日本で劇場公開された記念すべきマトリックス・デー。2021年は『マトリックス レザレクションズ』の予告編公開の直後にやってくることから、マトリックス・デーの前夜9月10日(金)夜9時より、1作目の同時視聴会が開催されることが決定した。参加者は、指定時間に同じタイミングで一緒にオンラインやBD/DVD で映画を視聴。公式Twitter(@matrix_movieJP)での同時実況や、ハッシュタグ「#マトリックス復活」をつけてツイートした方の中から抽選で、素敵なプレゼントが当たるキャンペーンも実施予定だ。ぜひこの機会に1作目を振り返り、『マトリックス』の世界に浸ろう。

予告編の解説はこちら

映画『マトリックス レザレクションズ』は2021年12月公開予定。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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