新生DCユニバース、マクスウェル・ロード役はショーン・ガン ─ 『ワンダーウーマン 1984』ではペドロ・パスカル

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクラグリン役で知られるショーン・ガンが、ジェームズ・ガンが統括する新生DCユニバースにて、実業家のマクスウェル・ロード役を演じることがわかった。米Deadlineが報じている。
コミックのマクスウェル・ロードは1987年に初登場し、当初はジャスティス・リーグの仲間として、ジャスティス・リーグ・インターナショナルの結成にも関わったキャラクター。ところが、のちに他人の心を操る能力を手に入れてスーパーヒーローを支配し、ユニバースの脅威となった。過去の映画では『ワンダーウーマン 1984』(2020)に登場し、ペドロ・パスカルが演じていた。

ショーンは兄・ジェームズの絶大な信頼を受け、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ以外にも多数の作品に出演。DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)ではイタチのウィーゼル役を演じたほか、新生DCユニバースのテレビシリーズ「クリーチャー・コマンドー(原題)」でもウィーゼル役を再演、さらに戦闘用アンドロイドのG.I.ロボット役も演じる。マクスウェル・ロードは早くも3役目だが、どのように演じ分けることになるか。
報道によると、ジェームズが監督・脚本を担当する『スーパーマン:レガシー(原題)』でマクスウェル・ロードの存在は言及される予定。同作に本人が登場するかは不明だが、今後のDC作品に登場するといい、新生DCユニバースでは複数のキャラクターが同様の扱いになるようだ。
DCスタジオを率いるジェームズは、Threadsにて「マクスウェル・ロードをヴィラン(悪役)と呼ぶのは、僕の知るかぎり少々単純化だと思います」と投稿。キャラクターの創造主であるライターのJ・M・デマテイスは「彼には欠点があるし(初期の物語では意識を持ったAIに操られていた)詐欺師のような面はあるが、最終的には心優しく、自分のチームを愛した。あなたもご存知でしょう」と応答し、ガンも「キャラクターの複雑なところが好きです。アマンダ・ウォーラーと同じく、“善か悪か”という枠組みから抜け出せる」と記している。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
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映画『スーパーマン:レガシー(原題)』は2025年7月11日に米国公開予定。なお、アニメ「クリーチャー・コマンドー(原題)」は2024年に米国配信予定だ。
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Source: Deadline