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『マックイーン:モードの反逆児』本予告映像が公開 ─ 遠藤憲一がナレーション

マックイーン:モードの反逆児
© Salon Galahad Ltd 2018

世界的ファッションデザイナーを描く映画『マックイーン:モードの反逆児』より、本予告編映像が到着した。前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen))のドラマティックな人生。友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き上げるドキュメンタリー作品だ。

予告編映像では、ナレーションを遠藤憲一が担当。「モード界で常に話題の人物だったので、どのような劇的な人生を送ったか興味があった」とのコメントを寄せている。

ロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていたアレキサンダー・マックイーンは、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。次々と開かれたセンセーショナルなショーは大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれるが、結果的に彼の名前が世に広まるきっかけとなり、弱冠27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢されて世界を驚かせることに。

その後映し出されるのは股上わずか数センチ、ヒップが半分はみ出す斬新なデザインが当時のファッション業界にセンセーショナルなニュースを巻き起こした“バムスターパンツ”を着用したモデルが登場するコレクションや、ロンドンでは一般の人が近づけないほどの危険区域で行われた人を野獣に見立てた過激なコレクションなど、未だに伝説として語り継がれる有名なショーの数々。シャロン・ストーンのためにNYへ洋服を届けるような華やかな成功者としての生活を送る一方で、当時スキャンダルのために業界から非難されていたケイト・モスの美しい姿をショーの中のホログラムで幻想的に映し出すことで彼女を擁護、その想いを繊細に語るシーンなどが映し出されている。

マックイーン:モードの反逆児
© Salon Galahad Ltd 2018

いったい彼はどんな人物で、いかにして現代のおとぎ話のような成功を果たし、なぜ燃え尽きてしまったのか。
自身のブランドのショーの過激さから”モードの反逆児”と名付けられると同時に、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与された輝かしいはずの彼の人生はなぜ終止符を打つことになってしまったのか。天職と出会った幸福と、命まで捧げた理由に迫る、どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリーが誕生した。

『マックイーン:モードの反逆児』は、2019年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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