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『メン・イン・ブラック:インターナショナル』、MIBの創設時期の設定を変更 ─ 「1世紀前に設立」

メン・イン・ブラック:インターナショナル

『メン・イン・ブラック』シリーズの最新作『メン・イン・ブラック:インターナショナル』では、MIB組織の創設時期が変更されることが明らかになった。制作関係者が米Entertainment Weeklyに語った。

地球上のエイリアンの監視・取り締まりを任務とする組織、通称「メン・イン・ブラック(MIB)」のエージェントによる活躍を描いた『メン・イン・ブラック』シリーズは、トミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミス主演で1997年、2002年、2012年に公開された。
初めてのスピンオフ作品である本作は、世界を股にかけて物語が展開。地球上に暮らすエイリアンが増殖した世界で、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヘムズワース演じるエージェントHとテッサ・トンプソン扮するエージェントMが、地球規模の任務に赴く姿が描かれる。

そんな本作では、MIB組織の設立時期について大きな改変点が加えられるという。本作のプロダクション・デザイナーを務めるチャールズ・ウッドによると、「オリジナル『メン・イン・ブラック』では1960年代に設立されたと言われていましたが、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』ではさらに過去に戻します」とのこと。「世界の様々な都市に存在していて、おそらく1世紀前に設立されました。」

ヘムズワースも前作との相違点について、こう付け加える。「改革というのかな。オリジナル・シリーズを広げて、審美的にかなり違う作品にしています。例えば、地理的に言うと、ニューヨークだけではなく、イスタンブール、イタリア、ロンドンも舞台にしていますしね。」

このように改変は加えられているものの、シリーズを愛するファンの想いはきちんと受け止めている模様。本作の監督を務める『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)や『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017) のF・ゲイリー・グレイは以下のように語っている。

「ウィル(・スミス)とトミー(・リー・ジョーンズ)に対するファンの深い思い入れについては、理解した上で制作に取り掛かっています。我々は彼らに取って代わるのではなく、単にチームに新たな要素を足しているだけですよ。」

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』には、ヘムズワースとトンプソンのほかMIBのイギリス支局長役で『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)や『96時間』シリーズのリーアム・ニーソン、『メン・イン・ブラックIII』(2012)からの続投となるエージェントO役のエマ・トンプソン、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)のクメイル・ナンジアニが出演。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のレベッカ・ファーガソンが半分CGIでエイリアンを演じるという。脚本は『アイアンマン』(2008)や『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)のマット・ホロウェイ&アート・マーカムが執筆した。

映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は、2019年夏、日本公開。

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』公式サイト:http://www.meninblack.jp/

Source: Entertainment Weekly

 

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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