マイケル・ジャクソン伝記映画、『イコライザー』アントワーン・フークア監督就任決定 ─ マイケルの幼少期から最期までを美化せず描く

マイケル・ジャクソンの伝記映画の監督を、『イコライザー』シリーズなどのアントワーン・フークアが手がけることがわかった。原題は『マイケル(Michael)』となる。米Deadlineが伝えた。
クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いて大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』プロデューサーのグレアム・キングが製作を務める。
マイケル・ジャクソンは貧しい生まれながら、厳格な父親の指導で幼い頃から兄弟グループ「ジャクソン5」のリードシンガーとして一世を風靡。クインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えた数々の名アルバムで前人未到の記録を打ち立て、“キング・オブ・ポップ”の名を欲しいがままにした。晩年はゴシップやスキャンダルに見舞われると、大々的なカムバック・ツアー「THIS IS IT」公演を控えたまま、2009年に急逝した。
映画では、幼少期の「ジャクソン5」時代から、大人になって世界最大のスターになるまでの日々を描く。晩年の小児性愛者の告発や、麻酔薬の過剰摂取が死因となった最期についても、美化することなく正面から取り扱うという。難しい脚本となりそうだが、執筆を手がけるのは『ラスト サムライ』(2003)や『007 スカイフォール』(2012)『007 スペクター』(2015)や『エイリアン:コヴェナント』(2017)などのジョン・ローガンだ。
マイケル伝記映画企画は2019年から温められていたものだが、ここに来て急進した。フークア監督が現在取り掛かっている『イコライザー3』が完了次第の着手予定とされており、2023年後半にも製作開始と伝えられている。撮影監督には、フークアがウィル・スミスを起用した評判のドラマ「自由への道」と『イコライザー3』も担当のロバート・リチャードソンが起用された。
フークア監督といえば『イコライザー』シリーズのほか、『トレーニング デイ』(2001)や『ザ・シューター/極大射程』(2006)、『マグニフィセント・セブン』(2016)やドラマ「ターミナル・リスト」(2022)など、ハードボイルドなアクション作品で知られる。ミュージシャン伝記映画は監督にとって間違いなく新境地となるが、プリンスやトニー・ブラクストン、スティーヴィー・ワンダー、リル・ウェインといったミュージシャンのミュージックビデオを監督していたことがある。派手なシーンと登場人物の孤独や哀愁にコントラストをもたらすことを得意とするフークアは、マイケル・ジャクソンの栄光と影をいかに映し出すか。
マイケル役のキャスティングは未定。歌やダンス、ステージパフォーマンスの再現には高度な技術が求められることになりそうだ。
フレディ・マーキュリーの『ボヘミアン・ラプソディ』以来、有名ミュージシャンの伝記映画企画が目立つ。直近ではホイットニー・ヒューストンの物語『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』も公開中だ。
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Source:Deadline





























