マイケル・キートンの本名はマイケル・ダグラス、将来的に「マイケル・キートン・ダグラス」に芸名変更を検討中

初代バットマンとして知られ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)ではアカデミー賞主演男優賞候補にもなった演技派のマイケル・キートンが、正式に芸名を変更することを考えている。実のところ、マイケル・キートンは芸名で、本名はマイケル・ダグラスなのだという。そう、『ウォール街』(1987)『ブラックレイン』(1989)などの名作に主演し、ここ近年は『アントマン』シリーズのハンク・ピム博士役で親しまれているマイケル・ダグラスと同名なのだ。
米Peopleによると、映画俳優組合は会員が他の会員の芸名を使うことを禁じているため、キートンは本名を使うことが出来ない。すでに組合にはマイケル・ダグラスと、トーク番組の司会者であるマイク・ダグラスが登録されていたため、「マイケル・キートン」になったという。
ハリウッドでは、70年代にキートンが電話帳を見て芸名を決めたとの都市伝説(?)が伝わっているそうだ。そこで米Peopleがキートンに事実確認をしたところ、「名前を探してはいたけど、それが電話帳だったのかどうかは覚えていません。きっと、“どうしようかな。ここで何か考えよう。おお、これは妥当な響きだな”という感じだったに違いありません」と回答し、芸名を決めた当時を回想した。
その芸名で何十年も活躍してきたキートンだが、今後の出演作では、本名と芸名を組み合わせた「マイケル・キートン・ダグラス」にしたいと考えているとも明かしている。
もともと、2024年3月に米国公開され、キートンが監督・主演を務めた『Knox Goes Away(原題)』のクレジットをマイケル・キートン・ダグラスにしようと考えていたが、製作のストレスで完全に忘れていたのだという。いずれは改名するつもりだとも述べているため、もしかしたら「マイケル・キートン」としてクレジットされるのは、ティム・バートンと再タッグを組む『ビートルジュース ビートルジュース』が最後になるかもしれない?マイケル・キートンの最新作『ビートルジュース ビートルジュース』は、2024年9月27日に日本公開。
▼ マイケル・キートンの記事
マイケル・キートン、『バードマン』をカムバック作扱いされたのは「大嘘」「くだらない」と思っていた 実際にはカムバックではない マイケル・キートン、『ダンボ』での自分を酷評「ティム・バートンを失望させたと思う」 監督「まあいいや」 5万人の反対署名の過去を持つバットマン役マイケル・キートン「ティム・バートンがいなければ、マーベルもDCユニバースも存在しなかった」 大きな称賛に値する バットマン役マイケル・キートン、映画『バットガール』お蔵入りを気にしていない ─ ギャラが良かったからノープロブレム? 「僕ですか?大丈夫ですよ」 ティム・バートン『ビートルジュース』8月23日復活上映決定 ─ 全国10劇場のドルビーシネマ限定 貴重な機会
Source:People