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『スター・ウォーズ』ビークルにフィギュアもついた「マイクロ・ギャラクシー」は、「遊ぶ・飾る・集める」が最高に楽しいシリーズだ【プレゼント有】

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

『スター・ウォーズ』に登場するビークルをマイクロスケールで忠実に再現した、「遊べる」トイシリーズ、「マイクロ・ギャラクシー」が新発売になった。映画で人気の宇宙船からちょっとコアな機体までを、アクション・フィギュアの発想で立体化した新シリーズだ。

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『スター・ウォーズ』のビークルをモチーフにした玩具は当然これまでもたくさんあったが、「マイクロ・ギャラクシー」は全てほぼ同一スケールで統一されているというのがポイントだ。クラス違いのビークルを並べて置いてみるとまるで小さな博覧会。これならもっと揃えてみたいと、収集欲をくすぐられる。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

また、手のひらサイズでありながら、正直言ってディティール表現は想像以上。種類によっては細かいところまでウェザリング(ヨゴレ)が施されていて、まさに作品に登場した機体がそのままマイクロ化したかのよう。好きなところにチョコンと置いてもなかなかの存在感があるし、ジオラマ遊びや写真を撮影してみるなど、無限大の面白さが広がっている。

しかし、意外な喜びとなるが付属するミニフィギュアだ。約2.5cmの豆粒サイズのため、当然ある程度デフォルメされた作りになっている。商品写真で見る限りはコックピットに搭乗させられる「オマケ」程度に感じられるかもしれない。

ところが実際に手に取ってみると、小さいながらもよく出来ていて、一丁前の存在が感じられて愛おしい。ビークルに乗せてあげる際にはチョコンと座る形にしてあげるのだが、その佇まいがまためちゃくちゃ可愛い。ダース・ベイダーやアサージ・ヴェントレスといった悪役までもが豆粒サイズでお座りする姿が堪らない。「わーい」と両手をあげてビークルに乗せてあげる姿も可愛いし、ビークルの側に立たせてあげても可愛い。しかもしかも、Xウイングやジェダイ・スターファイターはアストロメク・ドロイドも一緒に搭乗させられて可愛いし、機体裏のボタンを押すとドロイドが「ぴょん」と跳ね上がるギミックもあって、これまた最高に可愛い。

「マイクロ・ギャラクシー」開封動画

「マイクロ・ギャラクシー」は、機体と共にフィギュアも一緒に並べると最高に楽しいシリーズだ。そのラインナップは、憧れのミレニアム・ファルコンやXウイングにタイ・ファイターといったお馴染みの機種から、「クローン・ウォーズ」アサージ・ヴェントレスの愛機に「マンダロリアン」レイザー・クレストやモフ・ギデオンのタイ・ファイター、「ボバ・フェット」の宇宙船など、ツボを押さえたものばかり。まずはそのシリーズ1として13種がリリースされているが、その中でも推しビークルについて写真と共に語らせていただきたい。

ジェダイ・スターファイター(デルタ7B)

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

正式名称はデルタ7Bイーサスプライト級軽インターセプター。クローン戦争時にジェダイが使用した戦闘機だ。多くのファンは『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で、オビ=ワン・ケノービが惑星カミーノからジオノーシスに向かう際、ジャンゴ・フェットと小惑星帯で追走劇を繰り広げたシーンを思い出すだろう。宇宙船の操縦はあまり得意ではないというオビ=ワンだが、ジャンゴが放つ威力強大なサイズミック・チャージをやり過ごし、しつこい追撃ミサイルは機体後方からスペアパーツを廃棄して難を逃れた。

厳密には、このシーンでオビ=ワンが乗ったのは「デルタ7」で、今回の機体はその後継機にあたる「デルタ7B」。見た目はほとんど同一だが、アストロメク・ドロイドの収容位置がコックピットの左側でなく前部に移動したという変更がある。

「デルタ7B」の方は、アニメ「クローン・ウォーズ」で登場。同機種はアナキン・スカイウォーカーやアソーカ・タノ、キット・フィストーやメイス・ウィンドゥといったジェダイも使用し、それぞれ独自のカラーリングを施している。オビ=ワンは旧型機と同様、赤で塗装した。同乗したアストロメク・ドロイドはR4-P17だ。

「クローン・ウォーズ」シーズン3第12話「ダソミアの魔女」では、共和国と分離主義勢力による激戦区の中で、アサージ・ヴェントレス操るギニヴェックス級スターファイターとのスピーディーなドッグファイトを展開。尾に付けたヴェントレスの砲撃を受けたデルタ7Bは敵の旗艦に緊急着陸、駆けつけたR2-D2が炎上した機体の消火にあたった。今回の「マイクロ・ギャラクシー」にはアサージ・ヴェントレスのスターファイターもラインナップされているので、両方ゲットすればこの戦いをその手で再現できる。

ジェダイ・スターファイターのカッコいいところは二つ。まずはその槍先のような鋭利な形状だ。これは後に帝国軍の恐るべきスター・デストロイヤーに引き継がれたように考えられるが、しかし共和国時代のスターファイターはスタイリッシュな印象で、どの角度から眺めても惚れ惚れする。

そしてもう一つは、外付のハイパードライブ・リングだ。「デルタ7」「デルタ7B」共に、機体自体にハイパードライブを搭載していないため、ハイパードライブ・リングを接続して高速航行する。外付というところにガジェット感があってカッコいい。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

「マイクロ・ギャラクシー」は、この外付ハイパードライブ・リングもきちんと付属。装着したままうまくディスプレイできないのは難点だが、映画やアニメ同様のアクションを楽しめる。そういえば劇中で、分離されたリングはその後いつもどうなるのだろう?ずっとプカプカ浮いて本機の帰還を待っているのだろうか?

AT-ST

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

正式名称は全地形対応偵察トランスポート。『エピソード5/帝国の逆襲』ホスの戦いでは、巨大怪獣のごとく闊歩するAT-ATの側面を援護。大型機のAT-ATが補えない部分を、機動力に優れるAT-STがカバーした。

今回のマイクロ・ギャラクシーはあくまでも「ホス版」ではあるものの、映画の中で出番が多かったのは『エピソード6/ジェダイの帰還』におけるエンドアの戦いだろう。岩場や倒木など地形の悪い中でも、まさに「全地形対応」たる機動力で反乱同盟軍の歩兵らを猛攻。森での戦いを知り尽くしたイウォーク族の原始的な攻撃によって転倒や破壊に遭ったAT-STではあるが、その不格好なクリーチャーのような佇まいは帝国軍の恐怖の象徴そのものだ。「マンダロリアン」チャプター4でもウィンドウを赤く光らせ、ドシンドシンという足音と共にディン・ジャリンらを追い、火力抜群のブラスターで襲う恐怖感を演出した。

「マイクロ・ギャラクシー」のAT-STには絶妙なウェザリングが施されており、戦地を潜り抜けた風格を漂わせている。頭頂部からはパイロット兵も搭乗可能だ。「マイクロ・ギャラクシー」は各機種ほぼ同一スケールなので、コックピットのパイロットを入れ替えて遊べるのが魅力。ミレニアム・ファルコンに付属するチューバッカと入れ替えれば、『ジェダイの帰還』の名場面も再現できる。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

劇中のAT-STの歩行にはぎごちなさがあり、やはりイォーク族の丸太トラップで転倒する印象が強烈に残っているかもしれない。しかし「マイクロ・ギャラクシー」のAT-STは意外(?)にも安定感があって、ディスプレイしやすい。「ライトアーマー・クラス」に属するように比較的小型ということもあり、ちょこんと置いておくと可愛らしい。

レイザー・クレスト

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

すっかりファンお気に入りシリーズとなった「マンダロリアン」より、主人公ディン・ジャリンの愛機レイザー・クレスト。なんと微妙なカラーリング違いで2種類ラインナップされるというマニアックなこだわりだ。

中型機であるレイザー・クレストは、艦内で生活できるほどに大きい。しかしディン・ジャリンが操縦すれば戦闘中の機動力は抜群だ。「マンダロリアン」チャプター12では、急上昇しながらタイ・ファイターの1機を撃ち落とし、そのままエンジン部のフラップを開放して180度の方向転換、急速旋回下降しながらもう1機撃ち落とすという離れ技をやってのけた。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

通常版と、「アーヴァラ7」版とがある。レイザー・クレストはチャプター2でジャワ族によって勝手に解体されてしまったため、ディン・ジャリンとクイールによって修復されている。現在のレイザー・クレストはほぼ全面シルバーの塗装だが、この時まで部分的に黒いパーツが使用されていた。「アーヴァラ7」版はその細かな違いを再現している他、全体的にウェザリング加工が施されており、エンジンの排気口には黒い煤汚れがある。付属は初期アーマーのディン・ジャリンとクイール、ジャワ族だ。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

一方の無印版は全体がシルバーで雄大な印象。フィギュアにはベスカー・アーマー版のディン・ジャリンとグリーフ・カルガ、そしてベビー・ヨーダ(グローグー)が付属する。両方とも、機体上部を取り外したり、搭乗タラップを開閉したりして遊ぶこともできてしまう。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

「マンダロリアン」はまだまだ若いシリーズなので、関連商品は旧作ほど充実しているわけではない。レイザー・クレストがこのスケール感、このディティール感、そしてこの価格帯で手に入るのはありがたい。しかも2タイプも!

ミレニアム・ファルコン

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

「マイクロ・ギャラクシー」シリーズ1の中で最も大型となるのがミレニアム・ファルコンだ。ハン・ソロの愛機にして『スター・ウォーズ』の顔。ファルコン号についてはもう説明不要だろう。ちなみに「マイクロ・ギャラクシー」のファルコン号は例のアンテナが丸型なので、「エンドアの戦い」以前のモデルだ。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

実はこのファルコン号、単4電池3本(別売)で光と音が楽しめるというギミック付きだ。そのため、シリーズ1内では唯一、取扱説明書の紙が同梱されている。後部エンジンが劇中同様に青く光るのだが、ただ点灯するだけでなく、揺らめくように光るから超リアル。そして、機体を前後左右に傾けると、角度に反応して飛行音が鳴ったり、ボタンを押してブラスター音を響かせられるという機能付き。このミレニアム・ファルコンを持って旋回や宙返りをしながら部屋中を動き回ること必至だ。タイ・ファイターなど敵のビークルと揃えて、ドッグファイトごっこをしたくなる。

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

フィギュアには、小さなハン・ソロとチューバッカ、レイア、オビ=ワン・ケノービが付属。4人揃えてコックピットに乗せると、これまた可愛い。機体のウェザリング加工やディティールも見事で、これほどの仕上がりでありつつ定価で税込8,000円というのは驚きに値する。

気軽に買える「スカウト・クラス」もデビュー

「マイクロ・ギャラクシー」はコスパに優れており、「ライトアーマー・クラス」であれば一機定価2,400円(税込)で手に入る。合わせて、さらに気軽に入手可能な「スカウト・クラス」もご紹介しておきたい。

これはスピーダー・バイクなど小型機とフィギュア1体がセットになったシリーズで、定価各800円(税込)になっている。開封するまで中身がわからないアソート形式で、全5種にシークレットが3種類。気軽に購入できるので、「まずはここから」という方にも、「チョイ足し」したいという方にも最適だ。

無限に広がる「マイクロ・ギャラクシー」の楽しみ方

『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー 『スター・ウォーズ』マイクロ・ギャラクシー

ビークルだけではなく、フィギュアも付属させたことで、「マイクロ・ギャラクシー」の楽しさはまさに銀河級に広がった。劇中のシーンを再現するのももちろん楽しいし、様々な組み合わせで、ありえない妄想シチュエーションを再現するのも良い。ビークルは細かなところまで忠実に再現されているので、フィギュアと組み合わせて眺めたり、写真を撮ったりするとワクワクが止まらない。

サイズ感は手のひらに収まる「マイクロ」ながら、可能性は「ギャラクシー」なほどに広がる「マイクロ・ギャラクシー」シリーズはトイサピエンスほかにて発売中。飾って良し、遊んで良し、しかもお求めやすい価格で三方良し。今後のシリーズにも引き続き大いに期待できそうだ。ちなみにトイサピエンスでは、オンライン・店頭共に定価よりお得な販売価格で購入できるぞ。

実際の商品を見てみたいという方は、東京・大阪・名古屋のトイサピエンスで開催の『スター・ウォーズ/ジャンプ・トゥ・ハイパースペース』に足を運ぶのがオススメだ。同イベントでは「マイクロ・ギャラクシー」の展開はもちろん、『スター・ウォーズ』アイテムが大集結。さらに「トイサピエンス東京」限定で、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で実際に使用された貴重な衣装展示や、等身大ボバ・フェットなどなどレアな展示も大充実。開催は2022年10月30日(日)までなのでお早めに。イベントについて詳しくは以下サイトを見てみよう。

プレゼントキャンペーン概要

『スター・ウォーズ』「マイクロ・ギャラクシー」
8インチ/スターシップ・クラス レイザー・クレスト

応募締切:
2022年9月13日(火)23時59分まで

応募方法:
THE RIVER公式Twitterアカウントをフォロー後、応募用ツイートをリツイート、以下フォームへ必要事項をご記入下さい。

当選者数:
5名様

当選発表方法:
賞品の発送をもって代えさせていただきます。

イベント『スター・ウォーズ/ジャンプ・トゥ・ハイパースペース』レポートはこちら

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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