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『ブラックパンサー』マイケル・B・ジョーダン、「ザ・ボーイズ」製作陣と犯罪ドラマをプロデュース ─ 『クリード 炎の宿敵』監督が就任

マイケル・B・ジョーダン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35852195080/

『クリード』シリーズや『ブラックパンサー』(2018)エリック・キルモンガー役で知られる俳優マイケル・B・ジョーダンが、人気ドラマ「ザ・ボーイズ」(2019-)を製作したセス・ローゲンエヴァン・ゴールドバーグとタッグを組む。3人は米Amazon製作の犯罪ドラマシリーズ「ミドル・ウェスト(原題:Middle West)」で揃ってプロデューサーを務めるのだ。米Varietyが報じている。

報道によれば、「ミドル・ウェスト」はAmazon Studiosと米ライオンズゲート・テレビジョンの共同製作。ジョーダンは自身の製作会社Outlier Societyを通じてアラナ・マヨ氏とともに、ローゲン&ゴールドバーグも同じくPoint Grey Picturesを通じてジェームズ・ウィーバー&ジョシュ・フェイゲンとともにプロデュースを担当する。なお、ジョーダンが俳優として本作に出演するかどうかは分かっていない。

すでにAmazonは「ミドル・ウェスト」の企画を鋭意進行中。物語はシカゴを舞台に、ゲイリー&インディアナという2人のFBI捜査官が、少年の失踪事件を追っていた刑事2名の失踪、そして殺人事件の謎を追いかけるものになるという。シリーズの脚本は、『君の名前で僕を呼んで』(2017)の原作者アンドレ・アシマンの息子であるアレキサンダー・アシマンと、ジュリアン・マーティン・ホーソーンが執筆。監督には『クリード 炎の宿敵』(2018)スティーヴン・ケープル・Jr.が就任した。アシマン、ホーソーン、ケープルは揃ってエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

ジョーダンは自身が製作・出演を兼任したNetflixドラマ「レイジング・ディオン」(2019-)のほか、複数のプロジェクトを進行中。ローゲン&ゴールドバーグは「ザ・ボーイズ」シーズン2が控えているほか、「フューチャーマン」(2017-)や「ブラックマンデー(原題:Black Monday)」(2019-)など人気ドラマを同時に進行している。代表作「PREACHER プリーチャー」は2019年9月に完結したが、まだまだ新たな企画が待機していることだろう。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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