『ANORA』オスカー受賞マイキー・マディソン、新映画『スター・ウォーズ:スターファイター』出演を断っていた

『ANORA アノーラ』(2024)でアカデミー賞主演女優賞に輝いた新鋭マイキー・マディソンが、『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター(原題)』の出演オファーを断っていたことがわかった。
本作は『ラ・ラ・ランド』(2016)のライアン・ゴズリングが主演を、『フリー・ガイ』(2021)『デッドプール & ウルヴァリン』(2024)のショーン・レヴィが監督を務める『スター・ウォーズ』映画最新作で、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)の5年後が舞台。脚本はジョナサン・トロッパーが執筆する。

米Varietyにさる情報筋が語ったところによると、マディソンは本作への出演オファーを受け、交渉に入っていたものの出演を見送ることとなったのこと。出演を断った理由は明らかになっていないが、『ANORA アノーラ』の快挙で名実ともにトップ俳優の仲間入りを果たした今、多数の出演オファーが舞い込んでいることだろう。サム・メンデス監督によるザ・ビートルズの伝記映画シリーズでオノ・ヨーコ役を演じるという噂もあり、世界中のフィルムメイカーや映画ファンが注目する存在だ。現在はティファニーのアンバサダーも務めている。
マディソンが断ったのは、いったいどんな役どころだったのか。ほかにも、あくまで噂レベルの情報だが、『パスト ライブス/再会』(2023)のグレタ・リーや「メディア王 〜華麗なる一族〜」(2018-2023)のサラ・スヌーク、『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』(2023)のジェシー・プレモンスも出演を断ったという話もある。このあたりは話半分に受け止めるとして、そんな話が広がるほどだから、やはり『スター・ウォーズ』の新作には業界の大きな注目が集まっているのだ。
本作は2025年秋より撮影予定のため、脚本作業とキャスティングが鋭意進行中とみられる。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長による「新しいキャラクターもたくさん登場します」の弁を鑑みると、マディソンの出演は叶わずとも、きっとまだ見ぬ新星が登場するにちがいない。新たな才能との出会いに期待したい。
映画『スター・ウォーズ:スターファイター(原題:Star Wars: Starfighter)』は2027年5月28日に米国公開予定。
▼ 『スター・ウォーズ』の記事
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume 3、10月29日配信発表 ─ 「九人目のジェダイ」神山健治総監督でシリーズ化新決定 「The Duel」「村の花嫁」続編も! 「アソーカ」シーズン2、アナキン・スカイウォーカー再登場で撮影開始へ ─ 故人継ぐベイラン・スコールの姿も初公開 ものすごい熱狂でした ダース・モール単独アニメ製作決定 ─ 「スター・ウォーズ」裏社会を描く新シリーズ 舞台はクローン戦争後 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』2026年5月22日、日米同時公開決定 ─ ペドロ・パスカル&シガーニー・ウィーバーが日本に 我らの道! 新映画『スター・ウォーズ:スターファイター』2027年5月公開決定 ─ ライアン・ゴズリング主演、『スカイウォーカーの夜明け』5年後描く 監督はショーン・レヴィ!
Source: Variety, The Playlist
Text: Yuka Shingai, 稲垣貴俊