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今度はミニーマウスがホラー映画化、いじめっ子に復讐する殺人鬼に ─ 『プー あくまのくまさん』製作陣が手がける

Deadline https://deadline.com/2025/06/minnies-midnight-massacre-horror-movie-wraps-mickey-mouse-1236445632/

ミッキーマウス、くまのプーさん、バンビなどに続いて、今度はミニーマウスが単独ホラー映画化だ。新作映画『Minnie’s Midnight Massacre(原題)』の撮影が終了し、ファーストルックが公開された。

「ミニーの真夜中の殺戮」と題された本作は、“蒸気船ウィリー”の航海士であるミニーが、ティーンエイジャーのころに自分を苦しめたいじめっ子たちに復讐するため、殺人に次々と手を染めていくストーリー。ミニーの顔は素顔を隠すためのマスクなのだろうか?

製作総指揮は『プー あくまのくまさん』シリーズのスチュアート・オルソン&ニコール・ホランド。2人は著作権切れの有名キャラクターをホラー化する「プーニバース」を展開中で、「バンビ」のホラー版『子鹿のゾンビ』(8月29日公開)や、ピーター・パンのホラー版『Peter Pan’s Neverland Nightmare(原題)』のほか、クロスオーバー作品『プーニバース:モンスターズ・アッセンブル(Poohniverse: Monsters Assemble)』が待機中だ。

ただし、現時点で本作が「プーニバース」に属するのか、独立した世界観の作品となるのかはわからない。ミニーをホラー化するため、すでに著作権が切れている『蒸気船ウィリー』(1928)を元ネタにはしているが、同作のミッキーをホラー映画化した作品には『Screamboat(原題)』や、ミッキーとプーさんが対決する『The Dark Domain: MVW Mickey-Vs-Winnie』などがあるからだ。

監督・脚本は『シャーク 消えた3人の死体』(2024)や『ディープ・インパクト2022』(2022)など低予算ホラー・SF映画を多数手がけるブレット・ベントマン。「モノクロの相棒に命を吹き込みたいと思いました。ウィリーはさまざまな形で再創造されていますが、ミニーはどうでしょう? なぜ彼女は注目されないのでしょうか?」と語っている。出演者はハンナ・ヒューストンら。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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