『モアナと伝説の海』実写版、モアナ役が新決定 ─ 豪シドニー出身の新鋭、ドウェイン・ジョンソンはマウイ役続投

米ディズニーの長編アニメーション映画『モアナと伝説の海』(2016)の実写映画版(タイトル未定)の主人公モアナ役に、オーストラリア出身の新鋭キャサリン・ラガーイアが起用されたことがわかった。米Varietyが報じている。
モアナ役に抜擢されたキャサリン・ラガーイアは、オーストラリア・シドニー出身の17歳。発表に際し、「モアナは私が一番大好きな(キャラクターの)ひとりなので、この役を受け入れられるのがものすごく楽しみです」とコメントしている。キャサリン自身、祖父母がサモア諸島出身で作品とルーツを共有する人物だ。「サモアや太平洋諸島の方々を祝福する機会を頂けたこと、私のような容姿の若者を代表できることを光栄に思います」と語った。
モアナの相棒であるマウイ役には、アニメ版からドウェイン・ジョンソンが続投する。ほか共演キャストとして、モアナの父トゥイ村長役に『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)のジョン・チュイ、モアナの母シーナ役に『ネクスト・ゴール・ウィンズ』(2023)などのフランキー・アダムス、モアナの祖母タラ役に『ワンス・ウォリアーズ』(1994)のレナ・オーウェンが起用されたことも発表された。
監督を務めるのは、『グリース・ライブ!』(2016)や舞台版『ハミルトン』(2020)、「私たちは幸運だった」(2023)のトーマス・カイル。脚本は、アニメ版を手がけたジャレド・ブッシュと「ケイブ・レスキュー:タイ洞窟決死の救出」(2022)のクリエイターを務めたサモア出身のダナ・ルドゥが共同で務める。製作としてマウイ役のドウェイン、ドウェインのビジネスパートナーである米Seven Bucks Productionsのダニー&ハイラム・ガルシア、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)『ジャングル・クルーズ』(2021)のボー・フリン、製作総指揮としてアニメ版の楽曲を手がけたリン=マニュエル・ミランダらが名を連ねる。
アニメ版でモアナの声優を務めたアウリイ・クラヴァーリョも製作総指揮として参加。前々より実写版ではモアナ役を次世代に受け継ぐ意向を示していたクラヴァーリョは、本作でラガーイアのメンターを務めるとのことだ。2024年12月公開のアニメ『モアナと伝説の海2』ではタイトルロールを続投する。
今回の発表にあわせて、監督のトーマス・カイルは「キャスティングの過程で、キャサリン、レナ、フランキー、ジョンとお会いできたことにワクワクしています。この機会を光栄に思っていますし、彼らと現場でご一緒できるのが待ちきれません」と意気込みを語っている。「キャサリンとドウェイン、一緒にカヌーを乗るコンビとして2人以上に良い組み合わせはありません。実際にはトリオですね。ヘイヘイも準備万端です」。なお2024年夏より撮影が開始される予定だという。
実写版『モアナと伝説の海』は2026年7月10日に米公開予定。
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Source:Variety