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『移動都市/モータル・エンジン』日本語吹替え版に実力派人気声優が集結 ─ 石川由依、島﨑信長、大塚芳忠、朴璐美ほか

移動都市/モータル・エンジン

イギリス作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説『移動都市』を、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』のピーター・ジャクソンによる製作・脚本で映画化した超大作『移動都市/モータル・エンジン』が、2019年3月1日(金)より全国公開される。

“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台に、斬新かつ衝撃的、壮大な物語を迫力の映像で描き出す本作の日本語吹替え版には、世界観を支える実力派の豪華声優陣が集結。このたび日本語吹替え版キャスト第1弾が発表された。

世界を支配しようとする巨大な移動都市ロンドンへの反撃を狙う主人公のへスター役に起用されたのは、アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のタイトルロールや「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマン役で知られる石川由依。ヘスターと旅に出る青年トム役には「ソードアート・オンライン アリシゼーション」や「Free!」の島﨑信長。聡明で探究心に溢れたキャサリン役には、「Go!プリンセスプリキュア」や「進撃の巨人」アニ・レオンハート役の嶋村侑、キャサリンとロンドンの秘密を暴こうと奮闘するベヴィス役には、同じく「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などの下野紘が配された。

さらにロンドンで圧倒的な権力を持つキャサリンの父親ヴァレンタイン役は、声優界のレジェンドである大塚芳忠、へスター&トムをサポートする反移動都市同盟リーダーのアナ役には、「鋼の錬金術師」の主人公エドワード・エルリックや「進撃の巨人」ハンジ・ゾエ役の朴璐美、そしてへスターの命を狙う謎の追跡者シュライク役には「攻殻機動隊S.A.C」バトー役などの大塚明夫というベテラン声優陣が決定している。

このたび、それぞれのキャストによるコメントも到着した。

ヘスター・ショウ(声:石川 由依)

都市が移動して、生き残りをかけて喰らい合う世界…その設定を聞いただけでワクワクが止まりません!弱肉強食の世界で、どんなに過酷な状況でも目的を遂行するために熱く立ち向かうヘスターの強さや怒りを、しっかりと演じていきたいです。

トム・ナッツワーシー(声:島﨑 信長)

戦闘員でも工作員でもない普通の青年であるトムが、何も分からぬまま危機的状況に巻き込まれるも、諦めずに必死に抗っていく姿がお気に入りです。子供の頃から『ロード・オブ・ザ・リング』が大好きで吹替え版を家族でよく見ていたので、まさか大人になって自分が声優として参加させていただけるなんて、とても光栄に思います。『移動都市/モータル・エンジン』も、吹替え版でも皆様に夢中になってもらえるように精一杯取り組みたいです。

サディアス・ヴァレンタイン(声:大塚 芳忠)

ヒューゴ・ウィーヴィングの益々渋く、益々ニヒル…。この超大作の中でまた彼の演技に当てられるなんて夢のようです!ぜひご期待ください!!

アナ・ファン(声:朴 璐美)

世界観の創り込みに鳥肌モノ!“都市が都市を喰う”ってキャッチコピーですけど、「あ、これは映画に取り込まれる作品だ」と、言っていいほど、映像も音もすべてがダイナミックでした。今回の役を頂けて本当に有難いなと思うと同時に、「恐れずに変わらなきゃいけないな、(演じていても)自由にならなくちゃ」と感じましたし、観てくださる方の心を、作品を通じて鼓舞することができたら嬉しいです。

キャサリン・ヴァレンタイン(声:嶋村 侑)

ピーター・ジャクソン監督の新たな冒険ファンタジーに参加できて、とても光栄です。私が吹き替えを担当したキャサリンは、主人公ヘスターと対極にいるお嬢様です。でもやはり、現実と向き合う強さがあります。この映画の見所は沢山あって、アクションは勿論ですが、私は移動都市ロンドンの生活にとってもわくわくしました。この世界観を早く皆さんにも味わって頂きたいです。

シュライク(声:大塚 明夫)

プリミティブな存在なのに暴れて追ってくる彼の純粋な愛情を表現できるか、どう皆様に届けるか、とても難しかった。呪いを背負った彼の思いをセリフに込め役になりきったので、まっすぐ物語へ入ってもらえると嬉しいです。

ベヴィス(声:下野 紘)

こんなにも壮大な作品に携われて、すごく嬉しいです。べヴィスは少しひねくれてるけど、悪いヤツではないので、キライにならないでもらえると嬉しいです(笑)。続編…あったらいいなぁ。そして、ベヴィスの出番、あったらいいなぁ。

『移動都市/モータル・エンジン』

たった60分で文明を荒廃させた最終戦争から数百年後、残された人類は、空に、海に、そして地を這う車輪の上に移動型の都市を創り出し、他の小さな都市を駆逐し、捕食しながら生き続けるという新たな道を選択。地上は“都市が都市を喰う”、弱肉強食の世界へと姿を変えていた。この荒野を支配しようとしている巨大移動都市“ロンドン”は、捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長を続ける。小さな都市と人々がロンドンから逃げるようにして生き長らえている日々の中、一人の少女が反撃へと動き出す…。

移動都市/モータル・エンジン
(C)Universal Pictures

主人公へスター役は『アンナ・カレーニナ』(2012)の新鋭女優ヘラ・ヒルマー、へスターと冒険に身を投じる青年トム役は『ムーン・ウォーカーズ』(2015)のロバート・シーアンというフレッシュな顔ぶれが演じる。脇を固めるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』のヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』(2009)『ドント・ブリーズ』(2016)のスティーヴン・ラングらベテラン俳優陣。監督は『キング・コング』(2005)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した、ピーター・ジャクソンの右腕クリスチャン・リヴァーズが務めた。

映画『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月1日(金)全国ロードショー

『移動都市/モータル・エンジン』公式サイト:http://mortal-engines.jp/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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