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『スター・ウォーズ』ドキュメンタリー写真集発売記念!映画に関わる様々な写真集特集

いよいよ12月16日の公開日が迫ってきた「ローグワン / スター・ウォーズ・ストーリー」。シリーズ初となるアナザー・ストーリー、皆様今から待ちきれないのではないでしょうか。

http://youtu.be/EEGnxUzdfmA

そんな「スター・ウォーズ」ファンの方々に朗報が!映画の製作に大きく関わっていたジョン・ノールが手がけたスターウォーズ・ドキュメンタリー写真集「スター・ウォーズ 制作現場日誌 エピソード1〜6 CREATING THE WORLDS OF STAR WARS 365 DAYS」が12月に発売されるんだとか。

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撮影のセットや小道具や映画に製作までの道のりを、744ページというボリュームたっぷりの写真で楽しめる仕上がりとなっているそう。「ローグワン」の公開にこの写真集、「スター・ウォーズ」ファンの方々には最高すぎる年の締めくくりとなりそうですね♡

映画の世界を楽しめる写真集は、他にはこんなものも。

映画世界を堪能する写真集

ハリー・ポッターホグワーツの5年間

こちらも超大人気作品、ファンタジーの金字塔「ハリー・ポッター」シリーズの世界を楽しめる写真集です。「賢者の石」から「不死鳥の騎士団」のシリーズ5作品までの名場面を集めた800枚の写真たち。「あの時のあのシーンだけ今観返したい気分・・・」という瞬間、よくあるのではないかと思います。読み応え抜群のこの写真集、ぜひ「ハリー・ポッター」ファンとしては家に置いておきたいですよね!

映画とは映像を作品にしたものですが 静止画”写真”を撮る映画監督も多くいます。
落ちる、走る、食べる、騒ぐ・・・”動き”を収める映像ではなく その瞬間1つ1つを切り取った写真には よりいっそうその時の雰囲気やにおい、思いや時代がぐっと凝縮されているような印象も受けます。有名監督が撮った写真を集めた、こんな写真集も。

スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950

「シャイニング」「2001宇宙の旅」などでおなじみの 死後もなお人々を惹きつける作品を残した鬼才、スタンリー・キューブリック。彼は監督として成功する前、実は今はもう廃刊となってしまった写真誌「ルック誌」でカメラマンを務めていました。
その時に彼が撮った写真を集めたものがこの「スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950」です。

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出典:http://mimi-illustration.blogspot.jp/2010_09_01_archive.html
※こちらの写真は、上記『スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945‐1950』には掲載されておりません。

この写真集に収められている写真を撮った時、キューブリックは若干20歳そこそこ。ですがもう彼独特の構図や美しいアンバランスさが写真に現れています。
キューブリックがその後製作した映画、どれも狂気に満ちていますけれど 映像は一言で言うならば本当におしゃれですよね。そのシーンだけ切り取って、延々と眺めていたくなる。持って生まれた才能はこのカメラマン時代に磨きをかけられたものなのかもしれません。

キューブリックファンの方にも、とにかく写真好きな方にも 心に残る写真集だと思います。

TULSA

写真好きな方なら一度は手にとったことがあるでしょう、これを手がけたのはラリー・クラーク。彼は写真家として成功したあと、「KIDS」「BULLY」などといった映画作品を発表します。

「TULSA」に収められている写真はどれも生々しく、陰鬱で憂鬱で 絶望に満ちていて でもどこか希望を求めるような若者たちの瞳が印象的で。暴力やドラッグにまみれた若者たちを写し出したものです。この「TULSA」を手にとったあとに彼の映画を観ると、写真の若者たちが抜け出て動き出しているかのような気分にさせられます。

ラリー・クラークの60年代〜70年代の若者たちの哀しく悲惨な現状やストリートカルチャー、写真集も映画も取り扱っている内容に大きな差はありませんが “瞬間”を切り取った写真と”時の流れと動き”を描き出した映画とでは また私たちに違う打撃を与えてくれます。

写真の彼らがどんな気持ちであったか どんな状況でその表情をしたか 考えさせられる写真。どのような流れでその心情や行動に至ったかを教えてくれる映画。同じ人、監督が手がけても 感想や刺激は脳や心の違うところに刻み込まれると思うのです。

“映画”と”写真”。どちらもポップカルチャーを牽引するものではありますが、異なった魅力を堪能することができますよね。映画に関係している写真集、映画監督の魂がこもった写真集。ぜひ映画好きな友人への贈り物などにもいかがでしょうか?

Writer

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Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)

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