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『X-MEN』スピンオフ新作でジェームズ・フランコが分身 ― 映画『マルチプル・マン』製作決定!

ジェームズ・フランコ
Photo by Vanessa Lua ( https://www.flickr.com/photos/vanessalua/6286991960/ ) / Remixed by THE RIVER

20世紀フォックスの主導する、映画『X-MEN』シリーズに新たなスピンオフ作品が登場することがわかった。米The Hollywood Reporterによると、スピンオフ映画の新作として『マルチプル・マン(仮題)』の製作が決定したという。主演は『127時間』(2010)、『スプリング・ブレイカーズ』(2013)のジェームズ・フランコだ。

フランコが演じるのは、1975年にコミックへの初登場を果たしたジェイミー・マドロックス/マルチプル・マン。自らの分身を作り出し、コントロールする能力を持つミュータントである。すでに映画版には『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006)に登場しており、当時はエリック・デインが演じていた。

本作『マルチプル・マン』をプロデュースするのは、映画『X-MEN』シリーズの製作・脚本を数々担当し、最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス(原題:X-Men: Dark Phoenix)』では初めての監督業を務めるサイモン・キンバーグ。主演のフランコもプロデューサーの一員に名前を連ねている。なお、脚本は『ワンダーウーマン』(2017)を執筆したアラン・ハインバーグが手がける予定だ。

2018年、20世紀フォックスは『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』、『デッドプール2(仮題)』、『X-MEN: ダーク・フェニックス』という3本の『X-MEN』関連作品を公開する。チャニング・テイタム主演『ガンビット(原題:Gambit)』も待機していることからも、その勢いには目を見張るものがあるというべきだろう。
また同社の取り組みとして注目したいのは、『デッドプール』(2016)、『LOGAN/ローガン』(2017)でジャンルの壁を破壊してみせた、その意欲的な作品づくりである。果たして『マルチプル・マン』ではジェームズ・フランコという俳優を得てどんな新機軸を見せてくれるのか、その方向性にも注目したいところだ。

Source: https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/multiple-man-movie-james-franco-star-1059031
Eyecatch Image: Photo by Vanessa Lua ( https://www.flickr.com/photos/vanessalua/6286991960/ ) / Remixed by THE RIVER

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。