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『オッペンハイマー』主演のキリアン・マーフィー、クリストファー・ノーラン愛を語る ─ 「連絡をくれれば、僕はそこへ行く」

キリアン・マーフィー Cillian Murphy
Photo by Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cillian_Murphy_Press_Conference_The_Party_Berlinale_2017_01.jpg

『ダークナイト』トリロジーをはじめするクリストファー・ノーラン監督作品で、何度もタッグを組んでいるキリアン・マーフィー。ついに監督の最新作『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』で主役に抜擢された彼が、ノーランに対する愛を語っている。

ノーラン監督との歴史は、『ダークナイト』トリロジーでマーフィーがスケアクロウ/ジョナサン・クレイン役に起用されたことで始まり、続けて『インセプション』(2010)、『ダンケルク』(2017)に出演してコラボレートを重ねている。「ノーラン=マーフィー」という数式が成立しそうなほど同義語になっている感がある2人だが、なぜマーフィーはノーランとの仕事を続けるのだろうか。

The Guardianの取材に登場したマーフィーが、敬愛するノーラン監督への思いを熱く語っている。

クリスのためなら作品の規模に関係なく出演しますし、クリスが連絡をくれれば僕へそこへ行きます。 映画製作者がスタジオという組織の中で、IMAXではなくフィルムで撮影された、挑戦的で要求の厳しい映画を作るとは素晴らしいことではないでしょうか?彼は信念を貫いていると思います。彼やポール・トーマス・アンダーソン、クエンティン・タランティーノは、大規模なスケールで興味深い作品を製作している素晴らしい映画作家です。」

以前にマーフィーはノーラン監督作で主役を張ることについて、「初めて主演に抜擢されたので、まだ少し驚いているのですが、とても感激しています」と心境を語っていた。

『TENET テネット』のスタッフが再集結する『オッペンハイマー』は、“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを描く映画。マーフィーに加え、オッペンハイマーの妻キャサリン・“キティ”・オッペンハイマーを演じるエミリー・ブラントのほか、フローレンス・ピュー、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン、ラミ・マレック、ジョシュ・ハートネット、デイン・デハーン、ジャック・クエイドらが出演。

ノーラン&マーフィーの6度目のコラボレーションとなり、錚々たるキャストが顔を揃える映画『オッペンハイマー(Oppenheimer)』は2023年7月21日に米国公開予定。

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Source:The Guardian

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。