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剛腕スパイのデイヴ・バウティスタ、相棒は9歳の少女 ─ アクションコメディ『My Spy』米国版予告編

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しかめっ面の剛腕スパイ、デイヴ・バウティスタと賢い少女(9歳)がタッグを組んだら……。設定だけで十分おいしい、新作アクションコメディ『My Spy(原題)』の米国版予告編が公開された。

人付き合いこそ苦手だが、CIAのスパイとして破格の戦闘技術を持つJJ(デイヴ・バウティスタ)は、任務に失敗して上司の怒りを買っていた。情報を集めなければならない仕事のはずが、潜入先で人を殺しすぎてしまい、情報を集められなくなってしまったのだ。今にも首が飛ぶ寸前のJJに下された“最後の任務”は、ある家庭に潜り込んで偵察を行うこと。しかし一家の娘であるソフィーが監視カメラを発見したことで、あっさりとJJの計画は見破られてしまった。

計画に失敗したことを黙っておくかわりに、ソフィーはJJに“スパイになる方法”を教えるよう頼む。JJがしぶしぶ教えはじめると、ソフィーはたちまちその才能を現していくのだった。その一方、JJとソフィーは、スケートリンクやバスケットコート、公園などで少しずつ心を通わせていき……。

数々の映画で元レスラーという経歴を活かしたアクション俳優ぶりを、『ブレードランナー 2049』(2017)などでバイプレーヤーとしての確かな実力を、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役では卓越したコメディセンスを示してきたバウティスタにとって、笑いと興奮、温かさの詰まったアクションコメディへの主演はうってつけだろう。今回の予告編でも、“こんなデイヴ・バウティスタが見てみたかった”といえる魅力的な演技を堪能することができる。

少女ソフィー役に抜擢されたのは、ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-)のクロエ・コールマン。JJのスパイとしてのパートナーであるボビー役は女優・声優として活躍するクリステン・シャール、JJの上司役は『ハングオーバー!』シリーズなどに出演する俳優兼コメディアンのケン・チョンが演じる。監督は『50回目のファースト・キス』(2004)『ゲット スマート』(2008)のピーター・シーガル。脚本は『バトルシップ』(2012)『MEG ザ・モンスター』(2018)のジョン&エリック・ホーバーが執筆した。

映画『My Spy(原題)』は2019年米国公開予定。どうか日本でも劇場公開してほしい…!

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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