人気ドラマ「LAW & ORDER」「シカゴ」など6作品、新シーズン更新が決定 ─ シーズン25突入タイトルも

米テレビ界のヒットメーカー、ディック・ウルフが手掛けるドラマ「LAW & ORDER」&「シカゴ」シリーズ全6作品が、NBCで新シーズンへ更新されたことがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
今回の更新を受けて「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(1999-)は、ゴールデンタイムのドラマとしては驚異的といえるシーズン25へ突入。2021年に11年ぶりに復活した本家「LAW & ORDER」(1990-)はシーズン23に入り、同シーズンで計500エピソードを突破すると見られる。シリーズで最も新しい「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」(2021-)は、シーズン4への更新となる。
また、‟One Chicago”と呼ばれ高い人気を誇る「シカゴ」シリーズは、「シカゴ・ファイア」(2012-)がシーズン12、「シカゴ P.D.」(2014-)がシーズン11、「シカゴ・メッド」(2015-)がシーズン9に突入する。
ディック・ウルフは6作品の更新について、「ユニバーサル・テレビジョンおよびNBCとの40年にわたる関係を継続できることを嬉しく思っています」とコメントを発表。「全6本の番組が再び更新されたことは、我々の素晴らしいキャスト、プロデューサー、脚本家に対する最高の賛辞です。また、我々のNBCドラマを累計84シーズンも放送させてくれた忠実なファンにも感謝を述べたいと思います」と語った。
また、NBCユニバーサル・テレビジョン&ストリーミングの番組を統括するリサ・カッツ氏は、次の声明を発表。「視聴者がキャラクターたちとの間にもつ感情的なつながりを、我々は理解しています。来シーズン、彼らのストーリーをもっと語るのが楽しみです。ディック(・ウルフ)と彼の素晴らしいチームに心から感謝します。彼らは毎週信じられないほど魅力的なテレビを制作する達人です」。
米ニールセンの7日間の調査によると、「シカゴ」シリーズは放送番組(スポーツを除く)の視聴率トップ10に、3作品すべてがランクイン。「シカゴP.D.」は特に視聴率が高く、18-49歳の層においてFOXの「9-1-1: LA救命最前線」(2018-)と並び人気トップとなっている。
また「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」と「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」も、18-49歳の層の視聴率トップ10にランクインしている。とりわけ好成績なのは「性犯罪特捜班」で、35日間のクロスプラットフォーム視聴率でNBC番組のトップパフォーマーになっているという。
「LAW & ORDER」&「シカゴ」シリーズ全6作品の新シーズンは、2023年秋に米NBCで放送予定だ。
「シカゴ・ファイア」シーズン10は2023年6月よりAXN独占日本初放送。
HD字幕版: 6月10日(土)夜7:00から第1~4話 先行放送 6月22日(木)夜11:00スタート 毎週木曜 夜11:00
HD二カ国語版:6月26日(月)夜11:00スタート 毎週月曜 夜11:00
▼ 海外ドラマの記事
『パシフィック・リム』実写ドラマ化、Amazonで決定 ─ 『メッセージ』脚本家がシリーズ前日譚描く 新作映画の可能性も 『アベンジャーズ』ルッソ兄弟のドラマ「シタデル」インド版&イタリア版スピンオフが打ち切り決定 ─ ユニバース展開に苦戦 メインシリーズのみ継続 「デアデビル:ボーン・アゲイン」スパイダーマン共演の可能性?チャーリー・コックス「スパイダーマンとの物語はたくさんあります」 流れとしてはあり得るよね 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、2026年3月配信決定 ─ 「更なる展開が待っている」とキングピン役が予告、「あの場所」再登場へ 1年待つぞ! 「ストレンジャー・シングス」最後のシーン撮影「まるで感情の二日酔い」とマイク役フィン・ウルフハード ─ 「満足、混乱、悲しいけどすごく幸せ」 どんな感情だろう
Source:The Hollywood Reporter