Netflix5月ラインナップ ─ 『ラ・ラ・ランド』監督最新作「ジ・エディ」、「glee」製作陣の「ハリウッド」、ドラマ版「スノーピアサー」など

「ジ・エディ」5月8日配信

「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル監督が贈る注目のミュージカルドラマ。舞台は、あらゆる文化が入り混じる現代のフランス・パリ。かつてニューヨークで名の知れたジャズ・ミュージシャンとして活躍していたエリオット・ウドーは、パリの街でジャズクラブ「The Eddy」を営んでいた。エリオットは、断続的な関係を続けるマヤがフロントマンを務めるハウス・バンドのマネジメントを含め、ジャズクラブの経営をやりくりしていたが、クラブは閉店寸前の状況にまで追い込まれてしまう。こうした中、エリオットは、突然パリにやって来た問題を抱えた15歳の娘と一緒に暮らすことに。ジャズクラブを救い、身近にいる人を守るために戦いながら、自身の過去に向き合うエリオットの姿が描かれていく。
主人公エリオットを演じるのは、『ムーンライト』(2016)のアンドレ・ホランド。ほか共演者には、『COLD WAR あの歌、2つの心』(2018)のヨアンナ・クーリグ、『レ・ミゼラブル』(2019)のアレクシス・マネンティ、『ハンガー・ゲーム』(2012)のアマンドラ・ステンバーグ、『ダゲレオタイプの女』(2016)のタハール・ラヒムらが名を連ねている。エピソード監督には、第1話・第2話を担当するチャゼルをはじめ、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール選出作品『ディヴァイン』(2016)のウーダ・ベニャミナ(第3・4話)、モロッコ出身のライラ・マラクシ(第5・6話)、「シックス・フィート・アンダー」(2001-2003)「ニュースルーム」(2012-2014)のアラン・プール(第7・8話)が就任した。
「スノーピアサー」5月中配信
深い雪で覆われた近未来の世界が舞台のサスペンスアクション。世界が荒廃してから7年以上、地球を永遠に周回し続ける1001もの車両が連なる列車の中で暮らすことを余儀なくされた人類の姿が描かれる。階級闘争や社会の不公正、そして生き残りを懸けた政治争いなどが繰り広げられていく。
本作は、『パラサイト 半地下の家族』(2019)ポン・ジュノ監督が手がけた映画『スノーピアサー』(2013)のドラマ版。映画版や1982年出版のグラフィック・ノベル「 Le Transperceneige」を原案に物語が展開されるという。
メインキャラクターの1人メラニーを『ビューティフル・マインド』(2001)『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)ジェニファー・コネリーが演じる。コネリーのドラマ作品への出演は、約20年ぶりだという。ほか共演者には、『ブラインドスポッティング』(2018)のダヴィード・ディグス、「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)アリソン・ライト、『フランシス・ハ』(2012)ミッキ・サムナー、『パニック・トレイン』(2013)のイド・ゴールドバーグ、『はじまりへの旅』(2016)のアナリース・バッソら豪華キャストが名を連ねている。
「ホワイトライン」5月15日配信
絶景を持つスペインの離島で展開されるサスペンス・スリラー。スペイン・イビサ島で謎の失踪を遂げたマンチェスターの伝説的DJが、20年後に白骨化した遺体で発見される。DJの妹は、怪奇事件の真相を求めに島へ向かうが、手がかりを探し求めるうちに、スリリングなダンスクラブの世界や嘘、隠ぺいに翻弄されていく。誰もが刺激的な暮らしを送るこの楽園で、自身の抱える闇に向き合わざるを得なくなり…。
「ホワイトライン」は、全10話構成。脚本・プロデュースを手がけるのは「ロック・アップ/スペイン 女子刑務所」(2015-2019)「ペーパー・ハウス」(2017-)などで知られるアレックス・ピナ。キャストには、『シャザム!』(2019)マルタ・ミランス、スペイン出身の若手俳優ギレルモ・ラシェラス、『バサジャウンの影』(2017)『スーパーロペス』(2018)のペドロ・カサブランクらが名を連ねている。