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ニコラス・ケイジ、俳優引退は「絶対にしない」と宣言 ─ 堅実すぎるその理由とは

Nicolas Cage ニコラス・ケイジ
Photo by Nicolas Genin https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nicolas_Cage_66%C3%A8me_Festival_de_Venise_(Mostra)_10.jpg

俳優ニコラス・ケイジは、引退を絶対にしないらしい。10代から続けてきた俳優としてのキャリアは40年。3年後には60歳を迎えるケイジが一生現役を決めている理由が、ものすごく堅実だった……。

1981年、17歳の時にコメディ映画『The Best of Times(原題)』で役者デビューを飾ったケイジ。6年後の1987年には『月の輝く夜に』でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされ、1995年には『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、早くしてハリウッドでの成功を掴んだ。こうした輝かしい経歴も去ることながら、ケイジのスゴさはその勤勉さである。フィルモグラフィーを見ていくと、1985年を除き毎年何かしらの作品に出演しているのだ。

そんなケイジ、米Entertainement Weeklyとの取材では生涯現役を宣言している。俳優引退について「いやいやいや、絶対にありえません」と話すケイジは「僕が映画でやってきたことというのは、自分にとって守護天使のようなものなんです」と自身の人生観、仕事観を明かしている。

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僕にはそれ(仕事)が必要なんです。働いているときは普段より健康ですし、自分の人生体験を表現できる前向きな場所が必要なんです。映画作りというものが僕にとってはその場所でした。なので、僕は絶対に引退しません。

近年のケイジの働きぶりは20〜40代の時を超えるペースで、2018年と2019年それぞれで6本の作品に出演した。直近では、放送禁止用語の歴史を紹介するNetflix番組「あなたの知らない卑語の歴史」(2021)や、ニコラス・ケイジ役を演じる映画『The Unbearable Weight of Massive Talent(原題)』、園子温監督とタッグを組んだ『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』(2021年10月8日公開予定)など、演者としての幅を広げる作品にも挑戦している。

生涯現役を貫いているイメージの俳優といえば、クリント・イーストウッドやモーガン・フリーマン、アンソニー・ホプキンスなどが挙げられる。80歳を超えても名作を生み出し続けている彼らのように、ケイジにも素敵なキャリアを歩んでいってもらいたい。

Source: Entertainement Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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