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ギレルモ・デル・トロ監督作『Nightmare Alley』米国予告編 ─ ブラッドリー・クーパー主演、ケイト・ブランシェット&ウィレム・デフォーら豪華共演

https://youtu.be/k-qVV8zyVmI

『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でアカデミー作品賞を制した鬼才監督、ギレルモ・デル・トロによる『ナイトメア・アリー(原題:Nightmare Alley)』より待望の予告編が米国公開された。アカデミー賞にも期待がかかる一作だ。

ギレルモ・デル・トロ監督といえば、『パンズ・ラビリンス』(2006)『シェイプ・オブ・ウォーター』といったダーク・ファンタジーや、『クリムゾン・ピーク』(2015)といったゴシック・ホラーなど独特な世界観の作品を手掛けることで知られるが、本作は監督初となるフィルム・ノワール。これまでの作品とは一味違う、デル・トロ監督の新境地に注目だ。

サーチライト・ピクチャーズによる『ナイトメア・アリー』は、ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説を映画化した作品。エドマンド・グールディング監督が『悪魔の往く町』(1947)として過去に映画化していたが、Vanity Fairのインタビューにてデル・トロ監督は、「小説に立ち返って、リメイクではなく新たな映画化を目指しました」と説明している。

再び映画化されることになった本作では、カーニバルの元従業員が精神科医と手を組み大富豪を騙すという、誘惑と裏切りの物語が描かれる。ブラッドリー・クーパー演じる元従業員は、相手の心を読み、巧みに人を操る詐欺師。一方で、ケイト・ブランシェット演じる精神科医は、男が詐欺師であることを暴こうとするものの、次第に彼の計画に巻き込まれていく役柄だ。

公開された予告編では、主演のふたりをはじめ、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラ、トニ・コレット、ロン・パールマンら豪華俳優陣の姿が捉えられている。そして血を流しながら走るクーパー、不気味な笑みを浮かべるブランシェット、電気椅子で拷問されているマーラなど、予測不可能な展開の断片が次々と映し出されていく。デル・トロ監督の十八番ともいえる怪物/怪獣などは登場しなさそうだが、キャラクターたちの奥底に潜む獣が本作では暴れ出しそうだ。

キャストにはほか、『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンス、『パシフィック・リム』(2013)のクリフトン・コリンズ・Jr、「ウォッチメン」(2019)のティム・ブレイク・ネルソン、『メルビンとハワード』(1980)のメアリー・スティーンバージェン、『ノマドランド』(2020)のデヴィッド・ストラザーンラらが名を連ねている。

『ナイトメア・アリー(原題:Nightmare Alley)』は、2021年12月17日に米国公開予定。

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Source:Vanity Fair

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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