『ストリートファイター』実写ブランカ役ジェイソン・モモア「俺以上のブランカはいないだろ」

カプコンが誇る世界的人気格闘ゲーム『ストリートファイター』ハリウッド実写映画版で、ジャングルの野生児ブランカを演じるのは『アクアマン』などでお馴染みジェイソン・モモアだ。そのワイルドな印象は、まさにブランカぴったり。

同役を演じるにあたって、モモアは「俺以上のブランカはいないだろ。だからやるんだよ」と米The Playlistで意気込み。『ストリートファイター』のキャラクターはあまりにも有名なためキャスティングに論争はつきものだが、モモアのブランカ役はファンの誰もが納得している印象だ。実際、ブランカ役に適任なキャストは彼の他に思いつかない。
ブランカは緑の肌にオレンジの長髪が特徴の、アマゾン奥地で育った野生児。アクロバティックな身体と牙や爪で獰猛に戦うほか、放電能力も有している。モモアが雄叫びをあげて生き生きと演じる姿が早くも目に浮かぶようだ。
そんな実写版について、モモアは「観客の望む形でやります。特撮と、CG。ベストを尽くします。キャストがヤバすぎる」と意気込み。ブランカほか、お馴染みの必殺技がいかに映像化されるかも楽しみだ。
ちなみにモモア、ゲーム『ストリートファイター』は「息子と自分とでプレイしています。俺がプレイする唯一のゲームですね」とコメント。『マインクラフト』はやらないのかな?
実写版『ストリートファイター』ケン役は『ブラックアダム』(2022)ノア・センティネオ。リュウを演じるのは『ブレット・トレイン』(2022)アンドリュー・小路。バイソン役にラッパーの50セント、ダン役にスタンダップ・コメディアンのアンドリュー・シュルツ、春麗役にカリーナ・リャン、ダルシム役にヴィドゥユト・ジャームワール、バルログ役に覆面ミュージシャンのオーヴィル・ペック、ブランカ役に『アクアマン』ジェイソン・モモア、ベガ役に『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)デヴィッド・ダストマルチャン、豪鬼役にWWEレスラーのローマン・レインズが配役されている。ガイル役はプロレスラーのコーディ・ローデス。
ザンギエフ役にはオランダ出身のボディビルダーで『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)などのオリヴィエ・リヒタース。エドモンド本田役は日本のプロレスラー、後藤洋央紀。ユーリ役はテコンドー選手で「コブラ会」出演のレイナ・ヴァランディンガム。ジョー役にオーストラリア総合格闘家アレクサンダー・ヴォルカノフスキー。キャミィ役にメラニー・ジャーンソン、マーヴィン役にカイル・ムーニーが起用された。
製作は『名探偵ピカチュウ』(2019)やハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズなどの米レジェンダリー。監督は日系フィルムメーカーのキタオ・サクライが就任している。
ハリウッド実写版『ストリートファイター』は2026年10月16日に全世界公開。
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Source:The Playlist