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ナメてた相手がヤバいやつだったと気づいた瞬間の『Mr.ノーバディ』映像

Mr.ノーバディ
© 2021 Universal Pictures

あっ、これ、ヤバいやつだ。

しがないオッチャンだと思ったら実は相当ヤバかった男の復讐を描く、ストレス解消・ブチギレ・痛快・ハードボイルド・ナメててすいませんでした・アクション大作『Mr.ノーバディ』より、こりゃヤベーなな瞬間をとらえた本編映像が公開された。

妻や息子にも相手にされず、郊外にある自宅と職場を路線バスで往復するだけの地味で退屈な日々を送っていた“何者でもないただの男(NOBODY)”ハッチが、街で巻き込まれたイザコザを発端に眠っていた荒々しい本能が覚醒、想像だにしない展開へと派手にエスカレートしていく本作。

このほど届けられたのは、そんな主人公ハッチが単身、場違いにも裏稼業の男たちのもとに乗り込む場面。FBIと偽り情報を引き出そうとするも、クオリティ低すぎる偽物のIDは瞬時にバレてしまう。敵意を向けてきた相手に「金をチラつかせる人間は3種類いる」と語るハッチ。「世間知らずか、威圧する気か、金を餌に相手がかかってくるのを待ってるか…」と言い放つと、ハッチの手首の奥にあるトランプ柄のタトゥーをみた1人が突如何かに怯えるように部屋の奥に避難。それも、ガッチャンガッチャン厳重ロックだ。地味で平凡な男の腕に、ちらついただけで気圧される謎のタトゥーを持つハッチ。一体何者なんだ?この後どうなってしまうんだ?さて、本記事もそろそろこのあたりで引き上げるとしよう……。

Mr.ノーバディ
© 2021 Universal Pictures

この作品の撮影監督、『ヘレディタリー/継承』(2018)や『ミッドサマー』(2019)など強烈なインパクトを残すヒット作を手掛けてきたパヴェル・ポゴジェルスキは、アクション映画を撮るのはキャリアでも経験がなかったにも関わらず「イリヤ・ナイシュラー監督にSkypeで説得され、この作品が特別なプロジェクトになるとすぐに信じた」と監督のヴィジョンと情熱にとても興奮してこの作品を引き受け、監督の豊富なアイデアをサポートするべく研究を欠かさなかったそうだ。「西部劇、韓国の新旧アクション映画、『ノーカントリー』(2007)のような現代映画など、多くの時間をかけてショットリストを作成し、鑑賞した。また、各シーンのムードの参考になるような映画をたくさん引っ張り出してきて観た。暗くて地味でどうしようもない感じから始まり、オペラ的でカラフルなクライマックスに向かって徐々に進んでいくようにしたかった」とパヴェルは振り返っている。

「ジョン・ウィック」シリーズの生みの親、脚本家デレク・コルスタッドと、全編主人公目線のカメラワークで展開する挑戦的な演出で話題となった『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督が新たにタッグを組んだ『Mr.ノーバディ』は2021年6月11日(金)全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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