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【ネタバレ】「オビ=ワン・ケノービ」第2話にユアン・マクレガーの娘が出演、親子共演が実現していた

オビ=ワン・ケノービ
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第2話のネタバレが含まれています。

オビ=ワン・ケノービ
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

「オビ=ワン」第2話スパイス売りの女性、ユアンの娘だった

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)から10年後、砂漠の惑星タトゥイーンでルーク・スカイウォーカーの成長を見守るべく隠居していた元ジェダイ・マスターを描く「オビ=ワン・ケノービ」。本ドラマの第1話で、失踪したレイア・オーガナを捜索するようベイル・オーガナに依頼されたオビ=ワンは、第2話でダイユーという惑星を訪れる。

『ブレードランナー』を思わせるような、怪しい夜のネオン街。オビ=ワンは、その路上で喧嘩や賭博が横行する様を見る。かつて共和国時代を共に戦い、今ではお役御免となってホームレス状態となった老クローン兵もおり、オビ=ワンは時代の流れの残酷さにいたたまれない気持ちとなる。

そこでオビ=ワンは、ピンク色の髪が派手な若い女性に「スパイスはどう?」と声をかけられる。スパイスとは、『スター・ウォーズ』世界における麻薬のようなものだ。オビ=ワンはこの女性に「情報を探している」と言い、娘が誘拐されたとの事情を打ち明ける。すると女性は「私にも昔、親がいた」と同情を示し、親切心からスパイスを無料で差し出した。これが本エピソードの後の展開で役に立つこととなる。

友好的な態度を示したこの女性、実はユアン・マクレガーの娘であるエスター・ローズ・マクレガーだ。つまりこのシーンは、マクレガー親子の貴重な共演シーンだったのである。実の親子同士が、親子についてのセリフを交わしていたというところも興味深い。ちなみに、エスター・ローズが演じたキャラクター名はテサ・グリッグ(Tetha Grig)とクレジットされている。

エスター・ローズは、ユアンが美術監督の元妻イヴ・マヴラキスとの間に設けた次女で、2001年生まれだ。役者としては、ドラマや短編作品にわずかに出演していたのみで、『スター・ウォーズ』のような大型作品に出演するのはこれが初めて。Instagram上では、タトゥー・アーティストミュージシャンとしてのアカウントも持っており、父親譲りのクリエイティブな才能を活かして活動しているようだ。

『ブレードランナー』や『トレインスポッティング』のようなパンチの効いた存在感を放っていたエスター・ローズの出演は、カメオのようなものだろう。劇中では、オビ=ワンが再びダイユーのストリートに戻ってテサ・グリッグに礼を伝えるという展開でもない限り、再登場する可能性は高くなさそうである。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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