「オビ=ワン」ドラマに「スペシャルなシーン」、ユアン・マクレガー明かす ─ 『スター・ウォーズの日』に撮影、大物出演者も

『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービを描く新ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」には、どうやら「スペシャルな」シーンがあるらしい。主演のユアン・マクレガーが、米トーク番組のJimmy Kimmel Liveで示唆している。
撮影スタジオの一室からリモート出演したユアン。『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『エピソード3/シスの復讐』(2005)のポスターを背にしながら、オビ=ワンらしいヒゲを蓄えた姿で笑顔を見せている。
司会のジミー・キンメルは、「オビ=ワン」の新情報を引き出そうと、様々な角度から質問を投げかける。「一瞬でいいから、脚本を見せてください」と頼んでみたり、「ダース・ベイダーより広い衣装部屋を使ってますか?」と切り込んでみたり。ユアンはただ笑ってみせたり、「彼(ベイダー)の衣装部屋には行っていなくて」と答える。「でも彼は登場しないかもしれないから、そうなると衣装部屋もないですね」とはぐらかすと、キンメルは「いやいや、彼は出るんだって聞いてますよ」と譲らない。
「その他に、何か未発表のことはないんですか?」とグイグイ切り込むキンメル。これにユアンは、「僕もわからないんです。(脚本の)ページだけ渡されていて、セリフの単語だけ与えられているから、自分なりに推測している状態で」と、ルーカスフィルムの秘密主義っぷりを話す。
5月4日には『スター・ウォーズの日』とされる記念日があったが、「現場でもお祝いしましたか?」と尋ねられたユアン。「はい。メイ・ザ・フォース(5月4日)にすごくスペシャルなシーンを撮影しました。僕の人生の中でも、とてもスペシャルな方と一緒にね。言えるのはこれくらいです」。キンメルも「オー、ワオ!」と感嘆し、その「スペシャル」な内容を探ろうとする。
「そのスペシャルな方というのは、以前も登場した方ですか?」と探りを入れると、ユアンは「いいえ」。つまり新キャラクターになるということだ。
さらに、「そのスペシャルな方というのは、あなたに関係するような方ですか?」とも。まるでアキネイターばりの連続質問だが、これにもユアンは「いえ、そうでもありませんね」と笑って答えた。
続いて、「昔の衣装を着てみていかがでしたか?」と尋ねられると、「良いものですね。良い気分でした。とっても良い時間を過ごしています」と朗らかに回答。ここで、「思ってたより、衣装が若干変わっているんです」として、オビ=ワンのローブのデザインに変化があることを示唆。「でも、あの役をまた演じられるのは嬉しいです」と続け、素晴らしい人々と仕事を共にしていることや、新しい撮影技術の話題を持ち出して、新情報の露出を避けているようだ。
今回のトークで注目しておきたいのは、やはり「スペシャルな方」と撮影を共にした、という箇所だろう。わざわざ5月4日の『スター・ウォーズの日』にあわせて撮影したというそのスペシャルなシーンと俳優。きっと、ファンが観ても特別に感じられるものに仕上がっているに違いない。ドラマ「マンダロリアン」にも、『スター・ウォーズ』ファンが喜ぶ粋な演出がいくつもあったから、「オビ=ワン」にも大いに期待したいところだ。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は『エピソード3/シスの復讐』から10年後を描く物語。ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービが、弟子であり最大の脅威となったダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーと対峙する。2022年配信予定。
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Source:Jimmy Kimmel Live