【ネタバレ】「オビ=ワン」第3話の女性、当初は「恋愛要素」あったが変更 ─ 「もっと主体性ある女性に」

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第3話のネタバレが含まれています。

「オビ=ワン・ケノービ」第3話のターラ、恋愛が描かれる予定だった
「オビ=ワン・ケノービ」第3話では、協力者を求めて鉱山惑星マプーゾを訪れたオビ=ワンと幼いレイア。ジェダイ捜索中の帝国軍の検問に遭い窮地に立たされるが、帝国軍将校の女性ターラに救われ、隠れ家に案内されている。そこは数々のジェダイも身を潜めた場所だった。ターラは隠し通路を使って、レイアの脱出を手伝った。
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オビ=ワンの危機も救ったターラは、彼を「ジャビーム」に搬送すると助手ドロイドに伝えた。このことから、今後のエピソードでもターラが登場する可能性がある。
ターラを演じたインディラ・ヴァルマは英Entertainment Weeklyに、「もともと、彼女は(オビ=ワンの)恋愛対象になるはずだったんですよ」と明かしている。「でも、いつも女性が登場して恋に落ちるっていうのは、ちょっとありきたりだよねという話になって。それで、ただオビ=ワンにひざまずくだけじゃなくて、もっと主体性を持った女性であることが面白い、ということになったんです」。
ターラとオビ=ワンの恋心が、いわゆる片思いのものか、両思いのものになるはずだったかは不明だが、ひとまず彼女にまつわる恋愛設定は取り止められた。しかし、あくまでヴァルマの見解によれば、「彼女は彼に恋していると思う。なぜなら彼女は、彼の冒険を進め、助け出すために、全てを投げ打つ覚悟があるからです。それが、私の心の中の小さな秘密」。ヴァルマがそう考えているのであれば、それはターラの演技にも現れる/現れていたのだろう。
『スター・ウォーズ』ユニバースにとって新キャラクターのターラにまつわる詳細はほとんど明かされていないが、「彼女のバックストーリーについては、いろいろなバージョンを話し合いました」とヴァルマ。彼女は戦争孤児なのかもしれないとヴァルマは話しているが、“maybe”と加えていることから、まだ曖昧にされているようだ。
ちなみに、インディラ・ヴァルマの役がオビ=ワンと恋愛関係になりえたという話は興味深いものがある。「クローン・ウォーズ」ではオビ=ワンと恋愛関係になるサティーン・クライズというキャラクターがいるのだが、ヴァルマのキャスティングが発表された時、サティーンを演じるのではないかと推測されたためだ。ジェダイの掟では恋愛が禁じられており、オビ=ワンはアナキンに口酸っぱく忠告していたにも関わらず、自身も恋心に抗えなかったというエピソードは、オビ=ワンに人間臭い魅力を与えていた。サティーンのキャラクターデザインとヴァルマも似ているようなところがあったため、実写でもそのエピソードが語られるのではないかと期待されていたのである。
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Source:Entertainment Weekly