『スター・ウォーズ』オビ=ワン単独ドラマ、ルーカスフィルムが正式発表 ─ ユアン・マクレガー主演、脚本は完成済み

『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービを主人公とするドラマシリーズ(タイトル未定)が、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」のオリジナル作品として製作されることが正式に決定した。2019年8月23日(米国時間)、ディズニーによる巨大イベント「D23 Expo 2019」にてルーカスフィルムが発表した。
オビ=ワンの単独ドラマについては、2019年8月16日、『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から『エピソード3/シスの復讐』(2005)のプリクエル3部作でオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーが出演交渉に入っていると伝えられていた。このたび、ユアンはイベントのステージに登場し、シリーズへの出演を認めている。
また、同じくイベントに登場したルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ氏によると、オビ=ワン単独ドラマの脚本はすべて完成しており、撮影は2020年に実施されるとのこと。壇上では「撮影の開始が待ちきれません」ともコメントされた。なお既報では、本作は「全6話、あるいは全8話構成になるだろう」と伝えられている。
オビ=ワンのスピンオフ作品については、過去に幾度となく噂が浮上していたが、実現には至っていなかった。2017年8月には『リトル・ダンサー』(2000)『愛を読むひと』(2008)のスティーブン・ダルドリー監督によって単独映画化されると報じられたものの、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)の興行成績がスタジオの期待に及ばなかったことで頓挫している。しかしながら、ドラマの脚本がすでに完成しているあたり、ルーカスフィルムはオビ=ワン企画の実現に向けて水面下で歩みを進めてきたということだろう。
『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービの単独ドラマシリーズ(タイトル未定)は2020年撮影予定。
Source: Deadline