【ネタバレ】「オビ=ワン」第4話で「ウッ」っとくるあの描写の理由、脚本家が明かす

この記事には、「オビ=ワン・ケノービ」第4話のネタバレが含まれています。

「オビ=ワン・ケノービ」第4話、テラ・シヌーベの遺体
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」第4話でオビ=ワンは、囚われたレイア・オーガナ救出のため水の衛星ナーの帝国軍要塞に潜入する。『エピソード1/ファントム・メナス』にも登場したリブリーザーを咥えて水上要塞に潜り込んだオビ=ワンは、その奥に隠されたものを知って衝撃を受ける。ここは要塞ではなく、殺めた者たちの遺体を収める「墓場」だったのだ。そこでオビ=ワンは、洛陽のような色の壁に埋め込まれた、かつての仲間や罪なき犠牲者の亡骸を見ることになる。
オビ=ワンが最初に見つめたのは、テラ・シヌーベという名のジェダイ・マスター。アニメ「クローン・ウォーズ」に登場したキャラクターだったが、その後帝国軍によって殺められ、無残にも展示品とされていたことが明らかとなった。
テラ・シヌーベは杖をついた老ジェダイ・マスター。コルサントの裏社会に通じており、「クローン・ウォーズ」シーズン2ではアソーカ・タノの先導役として事件の捜査に協力した。穏やかでゆったりとした性格ながら、先回りしてアソーカのピンチを救った熟練のマスターだ。ヨーダとは長きに渡る友である。
テラ・シヌーベたちの遺体を登場させたことについて、「ショッキングだけど、ちゃんと『スター・ウォーズ』であるものを描きたかった」と、脚本家のジョビー・ハロルドは英Entertainment Weeklyに説明している。「あまりショッキングすぎるものにはしたくないけれど、あの瞬間にオビ=ワンが『ウッ』ってなるようなものですね。私としては、壁に蝶々をピンで留めるようなものだと考えていますよ。悲しいですよね。このドラマのテーマである、ジェダイの逃走と潜伏、狩りの恐ろしさをビジュアルで表現して、彼がいかに故郷から離れてきてしまったのかを強調するんです」。
「クローン・ウォーズ」でテラ・シヌーベは、若いジェダイ訓練生(ヤングリングス)の稽古をつける立場でもあった。「オビ=ワン」第4話ではテラ・シヌーベの他にも、訓練用ヘルメットを着用したヤングリングの姿もあった。もしかするとテラ・シヌーベはオーダー66時、ヤングリングスの稽古中に襲撃に遭い、そのまま教え子たちと共に殺されてしまったのかもしれない。
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Source:Entertainment Weekly