M・ナイト・シャマラン『Old』スポット映像が米公開 ─ 老化を急加速化させる海辺が舞台のスリラー

『シックス・センス』(1999)『ミスター・ガラス』(2019)などのM・ナイト・シャマラン監督の最新作『Old(原題)』より、スポット映像が米公開された。30秒と短い映像ながらも、M・ナイト・シャマラン監督ならではの謎が謎を呼ぶ不可思議な設定や、身も凍るような不穏な演出が存分に垣間見れる仕上がりに注目だ。
フランスのグラフィック・ノベル『Sandcastle(原題)』を原案とする本作は、ビーチで休暇を満喫する複数の家族が不可思議な出来事に直面していく、神秘的なスリラー。公開された映像は、不穏な音楽が響き渡る中、ビーチで家族が遊ぶ姿から始まる。絶好の天気の中で休暇を満喫しているように思えた矢先、ひとりの母親が急に姿を消した息子を探す場面に。
「私の息子の居場所を知りませんか?」「お母さん、僕はここにいるよ!」。母親が息子の姿に気付かないのも無理はなかった。なんと6歳の子供だった息子は、少し目を離した隙に成人の姿に急成長を遂げていたのだ。「このビーチは何かが変だ」。この場所にいることで、尋常ではない速度で老化が進んでいることに家族は気付き、やがて彼らの寿命が一日に短縮されていく。この場所には一体どんな秘密が隠されているのか……。
出演者には実力派俳優陣が集結した。『ジュマンジ』シリーズのアレックス・ウルフをはじめ、『エマ、愛の罠』(2019)ガエル・ガルシア・ベルナル、『ジョジョ・ラビット』(2019)トーマシン・マッケンジー、『悪魔はいつもそこに』(2020)イライザ・スキャンレン、『ファントム・スレッド』(2017)ヴィッキー・クリープス、『ラッシュアワー』(1998)ケン・レオン、『ネオン・デーモン』(2017)アビー・リー・カーショウ、「高い城の男」(2015-2019)ルーファス・シーウェルなど。
M・ナイト・シャマランは脚本・製作も兼任。製作にはほか、『ヴィジット』(2015)『ミスター・ガラス』などのアシュウィン・ラジャン&マーク・ビーンストックが名を連ねている。製作総指揮は、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『ミスター・ガラス』などのスティーヴン・ジェイシュナイダーだ。
映画『Old(原題)』は、2021年7月23日に米国公開予定。
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