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『カメラを止めるな!』フランスでリメイクへ ─『アーティスト』監督が手がける、パリで撮影開始

ミシェル・アザナヴィシウス
Photo by Elen Nivrae https://www.flickr.com/photos/nivrae/6151435560/

『アーティスト』(2011)『グッバイ・ゴダール!』(2017)などのミシェル・アザナヴィシウス監督最新作『Final Cut(英題)』が、フランス・パリにて撮影開始されたことがわかった。

Screen Dailyによると本作は、『カメラを止めるな!』(2017)の再映画化であるとのこと。日本を含めて世界中で一大旋風を巻き起こした上田慎一郎監督による映画が、鬼才の手によってフランスでリメイクされるというわけである。

リメイク版では、ゾンビ映画の撮影が予期せぬ出来事に直面し、大惨事と化していく物語が描かれるという。そんな低予算作品の撮影を無事に完遂させるために唯一力を注ぐ監督は、うんざりした様子の製作陣や映画に無関心な俳優たちを奮い立たせようとするが、本物のゾンビたちの到来によって撮影が妨害されてしまう。オリジナルでおなじみのワンカットは果たして本作でも継承されるのか気になるところだ。

主人公の監督役を演じるのは、『スパニッシュ・アパートメント』(2002)『タイピスト!』(2012)などのロマン・デュリス。そのほか出演者には、『あの日の声を探して』(2014)ベレニス・ベジョ、『グッバイ・ゴダール!』グレゴリー・ガドゥボワ、『燃ゆる女の肖像』(2019)ルアナ・バイラミ、『青い欲動』(2015)フィネガン・オールドフィールド、『REVENGE リベンジ』(2017)マチルダ・ルッツらが名を連ねている。ミシェル・アザナヴィシウス監督の娘、シモン・アザナヴィシウスの参加も判明済みだ。

なお日本からは、ENBUゼミナール、ハイルエンターテインメント、GAGAが製作総指揮として参加しており、GAGAは日本での配給を担当するとのこと。 公開時期は不明だ。

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Source: Screen Daily

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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