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尾田栄一郎は「間違ったことをさせない」と「ONE PIECE」実写ルフィ役 ─ 原作者お墨付き、自信の実写化

ONE PIECE
Netflixシリーズ「ONE PIECE」独占配信中 / (C)尾田栄一郎/集英社

尾田栄一郎の大人気コミックを実写ドラマ化したNetflixシリーズ「ONE PIECE」で、主人公モンキー・D・ルフィ役を演じるイニャキ・ゴドイ。ハリウッドの日本アニメ実写化は失敗に終わるケースが多いが、本作は原作者の尾田が製作に関与しているため「間違ったことはさせないだろう」と確信していたという。

『ONE PIECE』は、ゴール・D・ロジャーという伝説の海賊王が残した“ひとつなぎの大秘宝”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が冒険へと繰り出す壮大な物語。偉大なる海賊・赤髪のシャンクス(ピーター・ガディオット)に憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束する。それから数年後、成長したルフィは揺るがぬ夢を抱え、海賊王を目指して大海原へ旅立つ。

原作者の尾田は製作総指揮として実写化に深く関わり、自身が「納得できなかったら公開を延期する約束」まで取りつけたことを明かしている。尾田の関与は、主演であるゴドイのモチベーションにもなっていたようだ。メキシコのメディア「Sopitas」のインタビューで、次のように語っている。

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尾田栄一郎氏が関わっているという事実は、僕が前進し続けるための自信を与えてくれました。彼なら僕たちに間違ったことをさせないだろう、と分かっていたからです。

『ONE PIECE』の実写化には世界中のファンの間で不安と期待が入り混じっていたが、6月18日に予告編が公開されると、予想以上にポジティブな反応があった。予告編では、実写化において最大の懸念だったルフィの「ゴムゴムの実」の能力が違和感なく描かれ、「ONE PIECE」らしいユーモアもしっかり仕掛けられていた。海外製作を成功させようという尾田の意気込みが、ひしひしと伝わってくるようだ。

本作のクリエイターを務めるのは、「HELIX -黒い遺伝子-」(2014‐2015)のスティーヴン・マエダ、「ルーク・ケイジ」(2016)のマット・オーウェンズ。キャストはゴドイのほか、ロロノア・ゾロ役の新田真剣佑、ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソン、ナミ役のエミリー・ラッド、サンジ役のタズ・スカイラーが名を連ねる。

Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年8月31日(木)世界独占配信。

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Source:Sopitas, Comicbook.com

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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