『ONE PIECE』実写版、キャストたちが水中で撮影 ─ 展開を予想、サンジとクロオビの水中戦を再現か?

Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」は、2022年2月頃より大自然に囲まれた南アフリカのケープタウンで撮影中だ。この度、“キーキャストたち”が実際に水中に潜りながら撮影を行っていることがわかった。
KFTVのインタビューに、マリン・コーディネーターのジェイソン・マーティンが登場。「ONE PIECE」の撮影に参加しているというマーティンは、「ケープタウン・フィルムスタジオの深い水槽で撮影してきました。VFXの要素を必要とするさまざまなシーンや、キーキャストたちが水中にいる場面があります」と述べている。キャストやスタントダブルたちに指導を行ったことも説明しており、俳優たちによる水中での滑らかな動きに期待したいところだ。
気になる水中場面は言及されていないため、その展開を簡単に予想してみたい。実写版の物語は謎に包まれているものの、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味に立ちはだかる敵として、魚人で編成された海賊団の船長、アーロンの登場が判明済み。したがって、原作のアーロンパーク編が描かれる可能性が高いと言えるだろう。アーロン率いる海賊団の幹部、ハチ、チュウ、クロオビは現時点で登場が確定しているわけではないが、原作通り物語が展開される場合、ゾロ、ウソップ、サンジとのバトルが観られるはず。そこで注目したいのが、サンジとクロオビの対決である。
原作でサンジとクロオビは、アーロンパークで激しい水中戦を繰り広げた。言わずもがな水中を得意とする魚人のクロオビは、息が持たず苦しむサンジを容赦ない魚人空手で圧倒していく。原作未読者のためにも後の展開は省略するが、このクロオビとサンジの水中戦が実写で再現される可能性は高そうだ。ちなみに、このバトルのときカナヅチのルフィは水中で身動きが取れない状態となっている。そこに助けにくるのがゲンゾウだが、彼の登場も現時点では不明だ。
つまり、アーロンパークで海の中に潜る登場人物たちを演じる俳優こそが、マーティンのいうところの“キーキャスト”なのではないだろうか。もちろん全く別の可能性も考えられるが、ファンとしてはサンジとクロオビの水中戦の実写再現に大いに期待したい。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」は全世界独占配信。
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Source: KFTV