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実写「ONE PIECE」舞台裏映像にニコ・ロビンのものらしき衣装が写り込む

ONE PIECE
One Piece. (L to R) Mackenyu Arata as Roronoa Zoro, Jacob Romero Gibson as Usopp, Iñaki Godoy as Monkey D. Luffy, Emily Rudd as Nami, Taz Skylar as Sanji in season 1 of One Piece. Cr. Casey Crafford/Netflix © 2023

Netflixの実写ドラマ版「ONE PIECE」より、シーズン2の舞台裏を紹介する映像が公開された。現時点で見せられない衣装にはモザイクがかかっているが、背景をよく見てみると、原作読者には見覚えのある衣装がちらりと写り込んでいる。

新映像は、バギー役のジェフ・ワードが、シーズン2の製作に携わる部門や新たなセットを案内するもの。衣装部門では、コスチュームデザイナーがシーズン2のルフィやバギーの衣装を紹介し、公開NGな衣装にはモザイクがかけられている。しかし映像0:36辺り、ワードの背後を目を凝らして見てみると、白のロングコートと白のカウボーイ・ハットが確認できる。これはまさしくシーズン2で初登場するキャラクター、ニコ・ロビンの衣装だろう。

ニコ・ロビンは、バロックワークスの副社長“ミス・オールサンデー”として登場し、のちに麦わらの一味の仲間になるキャラクター。クールで知的な考古学者であり、“ハナハナの実”の能力者でもある。原作でロビンが自らの能力を披露するシーンで身に着けているのが、この白のロングコート&カウボーイ・ハットだ。そこでロビンは「体の各部を花のように咲かす力」を持つと説明した後、「咲く場所を厭わない私の体は…あなたを決して逃がさない」と言い放つ。読者がロビンの強さを確信するアイコニックなシーンだ。

もっとも、このシーンを「実写版のシーズン2で見られるかも」と期待するのは早いかもしれない。というのもシーズン2では、ローグタウン、リヴァース・マウンテン(双子岬)、ウイスキーピーク、リトルガーデン、ドラム島の冒険までが描かれる予定で、これは原作でいうと単行本12巻から17巻あたりに該当する。しかし原作でロビンがこの衣装を着ているのは、その後の物語になるからだ。原作のタイムラインを考慮すると、シーズン2にこの衣装は登場しないと思われるが、果たして……?

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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