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【ネタバレ解説】実写「ONE PIECE」第1話、単行本質問コーナーに登場したアイツに気づいたか

ONE PIECE
One Piece. (L to R) Ben Kgosimore as Mr. 7, Mackenyu Arata as Roronoa Zoro in season 1 of One Piece. Cr. Courtesy of Netflix © 2023

Netflix実写シリーズ「ONE PIECE」では、原作コミック単行本で言及されたとあるキャラクターが、思わぬ形で日の目を浴びることとなった。実写のみならず、エピソード化初となるこのキャラクターに、お気づきになっただろうか?

この記事には、「ONE PIECE」第1話「ROMANCE DAWN」のネタバレが含まれています。

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Netflix シリーズ「ONE PIECE」 8 月 31 日(木)世界独占配信

「ONE PIECE」は、海賊王を目指す麦わらの少年、モンキー・D・ルフィの冒険物語。原作漫画の忠実な再現によりドラマのストーリーが進行していく一方、原作ファンでもすぐには気がつけないような小ネタも第1話に登場する。

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該当のシーンは、ゾロが初登場を飾ったシクシス島。海賊狩りの異名を付けられていた剣士ゾロは、バロックワークスという犯罪組織に属するMr.7(ミスター・セブン)という男から仲間入りの勧誘を受ける。群れることに興味のないゾロはMr.7と決闘。傷ひとつ負うことなく、あっという間に打ち破ったのだった。

顔にタトゥーを入れたMr.7という男、原作漫画のファンはどこかで覚えがないだろうか。第36巻86ページ目の質問(SBS)コーナー。「ゾロをバロックワークスにスカウトしようとした、当時のMr.7ってどんな奴だったんですか?」という読者の質問に対し、尾田栄一郎は顔にタトゥーを入れた剣士の簡単なイラストを描いている。そう、これこそがMr.7だ。

「ONE PIECE」第36巻質問コーナーp86(尾田栄一郎著・全106巻・集英社刊)

もっともこのMr.7は漫画の本編では姿を見せず、ゾロの勧誘を失敗し斬られてしまった先代のMr.7として、第22巻のワンシーンで名前が言及されたのみ。まさか、漫画のおまけコーナーで描かれたキャラクターを実写版に登場させてしまうとは、原作に対する製作陣の敬意と遊び心がうかがえる。

ちなみに漫画版では、バロックワークスへの加入を断ったゾロが、その理由を「Mr.7が交換条件をのまなかったから」と明かしていた。一方ドラマ版のゾロは、1番にこだわっていたようだが、交換条件とはMr.1の座のことだったのだろうか…?

Netflix実写シリーズ「ONE PIECE」は独占配信中。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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