クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』にゲイリー・オールドマンが出演決定 ─ 『ダークナイト』3部作以来の再タッグ
クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』に、名優ゲイリー・オールドマンが出演することがわかった。英国のラジオ局・talkSPORTにてゲイリー本人が明かしている。
ゲイリーがノーラン作品に出演するのは、『ダークナイト』3部作でジェームズ・ゴードン役を演じて以来。すなわち『ダークナイト ライジング』(2012)ぶりの登板となるため、およそ10年ぶりの再タッグとなる。演じる役柄は不明だが、ゲイリーいわく「出番はワンシーン、脚本の1.5ページぶん」。撮影には2022年5月、わずか1日だけ参加する予定だという。
『オッペンハイマー』では、第二次世界大戦下で原子爆弾の開発・製造計画「マンハッタン計画」を主導し、“原爆の父”と呼ばれた米国の物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生が描かれる。原爆の開発から、のちに本人が核兵器の国際管理の必要性を訴え、水素爆弾への抗議活動を行うまでの変化が綴られるとのこと。主演はノーラン作品の常連者であるキリアン・マーフィーが務める。
そのほか出演者には、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、エミリー・ブラント、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、デイン・デハーン、ケネス・ブラナー、オールデン・エアエンライク、デヴィッド・クラムホルツ、ジョシュ・ハートネット、ジャック・クエイド、マシュー・モディーン、ディラン・アーノルド、マイケル・アンガラノ、デヴィッド・ダストマルチャン、ジェイソン・クラーク、ルイーズ・ロンバード、マティアス・シュヴァイクホファー、アレックス・ウルフ、トニー・ゴールドウィン。ゲイリーの出番がわずかであることを踏まえると、誰がどの程度の出番で登場するのかもお楽しみとなりそうだ。
原作はノンフィクション『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇(上・下巻)』(PHP研究所)。ノーランは監督・脚本・製作を兼任する。スタッフには『TENET テネット』(2020)のチームが再集結しており、撮影監督をホイテ・ヴァン・ホイテマ、編集をジェニファー・レイム、音楽をルドウィグ・ゴランソンが務める。
映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』は2023年7月21日に米国公開予定。撮影は2022年2月に開始された。
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