配信サービスで予習・復習できない新作映画は「観ない」回答が約3割、オリコン調査

新作映画を鑑賞する前に、動画配信サービスを使用して前作や関連作で“予習・復習”をしたい?最新のオリコン顧客満足度調査では、「すると思う」の回答が合計60.9%に上った。一方、視聴ができない場合は新作映画の鑑賞を諦めるとの回答も一定数見られた。
2,968人が回答した調査。「今後公開される映画を鑑賞する際、『定額制動画配信』サービスを利用して、前作や関連作品を視聴するかどうか」の設問について、「必ず視聴すると思う」は14.6%、「おそらく視聴すると思う」は46.3%となった。一方、「視聴しないと思う」の計は10.9%、「どちらとも言えない、わからない」は28.3%となった。
「視聴すると思う」と回答した人を対象に、「前作や関連作品が『定額制動画配信』サービスで配信されていなかった場合、どのような方法で視聴するか」について複数回答で聴取したところ、「定額制動画配信サービス(動画見放題サービス)で前作や関連作品を見られない場合は映画を見ない」が28.0%に上った。配信サービスに関連作品がラインナップされているかどうかが、映画の動員にも影響を及ぼすことがわかった。
同設問の最多回答は「レンタルする」で42.3%。次いで「公式サイトや情報サイトであらすじを確認する」が33.9%、「購入する」が18.6%、「家族・友人・知人からあらすじを聞く」が10.6%、「その他」が1.4%となった。
同調査では、18.5%が映画『トップガン マーヴェリック』(2022)を映画館で鑑賞したと回答。そのうち、「映画館での鑑賞に向けて、映画の前作や関連作品を『定額制動画配信』サービスで視聴した」と回答したのは60.7%だった。
Source:オリコン顧客満足度®