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幻の「フラッシュ」単独映画、グリーン・ランタンも登場予定だった ─ 脚本制作も進められた過去、プロデューサーが明かす

人気ドラマ「ARROW/アロー」のエグゼクティブプロデューサーであるマーク・グッゲンハイムは、かつて「THE FLASH/フラッシュ」のグレッグ・バーランティと共に計画していたフラッシュ単独映画にて、グリーン・ランタンを登場させようとしていたようだ。2017年12月のACEコミコンにてDiscussing filmのインタビューに応じたグッゲンハイムは、過去進めていた幻のプロジェクトの一部を明かした。

マーク・グッゲンハイムとグレッグ・バーランティは、ライアン・レイノルズ主演『グリーン・ランタン』(2011)の脚本を共同で手掛けていた。二人は続いて『グリーン・ランタン』続編、そしてフラッシュを主人公に据えた単独映画製作を構想しており、脚本執筆にも着手していたという。インタビュアーが「ヒーローのカメオ出演は考えていましたか?」と尋ねると、グッゲンハイムは「いえ、ないですよ」と一旦は否定。だが直後に「ハル・ジョーダンなら、フラッシュ単独映画の最後に登場させる予定でした(動画7:10頃~)」とコメントした。

ハル・ジョーダンは二代目グリーン・ランタンの本名だ。そして2011年にハル・ジョーダンを演じていたのはライアン・レイノルズ。グッゲンハイムとバーランティは『グリーン・ランタン』を皮切りに独自のユニバースを展開させる計画もあったようだが、同作の興行不振などを理由にその計画は白紙に戻った。代わりに現在では『マン・オブ・スティール』(2013)から始まるDC映画ユニバースが形成されているが、ライアン・レイノルズのグリーン・ランタンとフラッシュの共演、観てみたかったような気もする。

フラッシュ
©2017 Warner Bros. Entertainment Inc. FLASH™ and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics.

『グリーン・ランタン』続編製作や独自のDC映画ユニバース構築は叶わなかったものの、グッゲンハイムとバーランティは米The CW系列ドラマ「ARROW/アロー」の企画・製作で成功を収めた。その後同じ世界観を共有する「THE FLASH/フラッシュ」「レジェンド・オブ・トゥモロー」を製作、いずれも大ヒット作品へと導いている。

(文:まだい)

Souece: http://comicbook.com/dc/2017/12/22/original-the-flash-movie-screenplay-had-the-green-lantern-at-the/
https://screenrant.com/flash-movie-green-lantern/
https://www.youtube.com/watch?time_continue=448&v=Ia0uCMem5Lc

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THE RIVER編集部THE RIVER

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