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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』チャールズ・マンソンの削除シーン「最高の出来栄えだった」 ─ 俳優が公開を熱望

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピット主演、クエンティン・タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、残念ながら多くのシーンが編集段階で削除された作品だ。タランティーノ作品常連のティム・ロスでさえ、出演シーンをまるごとカットされてしまったのである。

Colliderのビデオポッドキャストでは、チャールズ・マンソン役のデイモン・ヘリマンも、自身の登場シーンがいくらか削除されていることを認めた。1969年8月に発生した、チャールズ・マンソン率いるマンソン・ファミリーによる女優シャロン・テート殺害事件を扱っている本作は、マンソンの出番が思いのほか少ないことで一部の観客を驚かせていたのだ。


司会者から「あなたの出番はもっとたくさんあったと聞いたんですが、本当ですか?」と問われたヘリマンは、「たくさんあったというわけではありません」と情報を訂正。タランティーノによる初期編集版が4時間20分の長尺だったことに触れ、このように述べている。

「確かに、(完成版に)入っていない映像はたくさんあります。きっと誰もが出番をカットされていますし、そこにはマンソンのシーンもあるということです。きっと日の目を見ることになると思いますよ。どんな場面なのかは言えませんが、クエンティンの書いたものは最高でした。見事な出来栄えの場面があったんです。」

ここで司会者は、以前からささやかれている、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を再編集したテレビシリーズ版が製作されるとの話題に言及。「Netflixか何かで完全版が公開されるというのは本当ですか?」との質問に、ヘリマンはしどろもどろになりながら「今まで脚本を読んだ中でも一番のシーンがあったんですよ、公開されるといいですね」と質問には答えず応答した。司会者が「すみません、あなたをトラブルに巻き込みたいわけじゃないんです…」と言えば、「本当に何も知らないんですよ」と笑って返した。

「彼(タランティーノ)は過去の映画に戻って、ロングバージョンを作ることに興味があるようですし(※)、この映画はすごく長いところから始まりましたから、有力候補だろうと思いますけどね。」

(※)2019年4月、タランティーノは『ヘイトフル・エイト』(2015)に20分間の未公開映像を追加し、再編集を行った全4話構成のミニシリーズを米Netflixで発表した。2019年9月12日現在、日本では未配信。

ちなみに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』テレビシリーズ化については、以前ブラッド・ピットが「タランティーノと話をしました」と述べて計画の存在を認めている。本作では子役トルーディ(ジュリア・バターズ)の出番もカットされており、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンいわく、そちらも「(映画に)残っていたら、彼女はオスカーにノミネートされていたでしょう」というほどの出来栄えだったそう。それにもかかわらずカットされたのは、タランティーノが映画全体のリズムを重視した結果なのだという。そんなこと言われたら、「観たい」以外の言葉が出てこないではないか…!

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2019年8月30日(金)より大ヒット公開中

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Sources: Collider, IndieWire

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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