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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』特典付きムビチケカード発売決定

世界公開50周年を迎える巨匠セルジオ・レオーネの一大叙事詩『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(初公開時邦題『ウエスタン』)の2時間45分オリジナル版が、レオーネ生誕90年、没後30年にあたる今年(2019年)9月27より全国順次公開となる。この度、豪華特典付きムビチケカードの発売が決定した。

このビジュアルは、米Taste of Cinemaの「映画史上最も偉大なオープニング・シーン20」で第1位に選ばれた伝説的なシーンだ。駅舎の内外で列車の到着を待ち続ける3人のガンマンたちの超クローズアップとミディアムショット、荒野俯瞰の大ロングショットを組み合わせた空間表現、それに加え、沈黙と静寂が支配する重い時間が流れる中、回転する風車が発する耳障りな擦過音、飛び回るハエの羽音、天井から落下する水滴が跳ねる音、突如響きわたる列車の汽笛、ランダル銃の弾丸装填音などさまざまな環境音が、ドラマティックに強調され、レオーネ演出の極致ともいうべきスタイリッシュなオープニング・シーンとなっている。特典として、缶バッジ、オリジナル・ポスター・ヴィジュアルポストカードも付属する。

西部開拓期。その地に嫁いできた元・高級娼婦のジルは何者かに家族全員を殺され、広大な荒地の相続人となった。莫大な価値を秘めた土地の利権を巡り、ジルは、冷酷な殺し屋、強盗団のボス、ハーモニカを奏でるガンマンらの熾烈な争いに巻き込まれていく──。

本作は1969年の初公開時にヨーロッパで高評価と大ヒットを獲得したが、アメリカや日本ではオリジナル版から大幅に短縮され、批評家からも無視された。しかし70年代以降、主に海外で評価を高め、スタンリー・キューブリックやマーティン・スコセッシら名監督が絶賛し、各メディアでも賞賛を浴びるようになった。これまで日本で上映される機会のなかったオリジナル版が、レオーネの生誕90年・没後30年にあたる今年、ついに日本の大スクリーンにやってくる。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
©1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は2019年9月27日(金) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』公式サイト:http://onceinthewest2019.com/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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