サンダンス絶賛のタイムループ・ラブコメディ『パーム・スプリングス』2021年春に日本公開決定 ─ アンディ・サムバーグとJ・K・シモンズら出演

サンダンス映画祭史上最高の落札額を記録した話題のタイムループ・ラブコメ『Palm Springs(原題)』の日本公開が、『パーム・スプリングス』の邦題で決定した。2021年Spring(春)より全国公開される。
今年のサンダンス映画祭でプレミア上映された本作は、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)『バース・オブ・ネイション』(2016)などを抜き、1,750万ドル69セントというサンダンス映画祭史上最高額で配給権の売買が行われた超注目作。米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも満足度94%という圧倒的評価を記録した。
パーム・スプリングスで行われた結婚式に出席した呑気な青年ナイルズと、花嫁の介添人の女性サラ。パーティーでナイルズはサラに猛烈アタックして、最初は戶惑うサラだが彼の不思議な雰囲気に惹かれて、2人は人目につかないところでロマンチックなムードに。
しかし、謎の老人に突然弓矢でナイルズが襲撃され、肩を射抜かれてしまう。ナイルズは矢が刺さったまま、近くの洞窟へと逃げ込む。サラも後を追っていくが、洞窟の中で強烈な赤い光に包まれ、目覚めると結婚式当日の朝に戻っていた。状況が飲み込めないサラは、ナイルズを問いた出すと彼は既に何十万回も“今日”を繰り返しているという。タイムループに巻き込まれてしまったサラとベテランタイムルーパーのナイルズに明日は来るのか……?
製作及び主演のナイルズ役に「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013-)『ブリグズビー・ベア』(2017)のアンディ・サムバーグ、サラ役に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)のクリスティン・ミリオティ。その他、ナイルズを襲撃する謎の男を『セッション』(2014)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した J・K・シモンズが演じ、『アメリカン・ビューティー』(1999)「The O.C.」(2003-2007)のピーター・ギャラガーなどベテランが脇を固める。監督は、本作が⻑編監督デビューとなる新鋭マックス・バーバコウが務めた。

この度、本作の日本公開を記念してポスタービジュアルも到着した。プールで寛ぐナイルズとサラの後ろにヤシの木が施されたポスターはおしゃれでリゾート感満載だ。しかし、後ろには謎の男がスリーピースのスーツでビシッと決め、さらによく見るとプールには浮き輪をしたヤギがいるというシュールなビジュアル。「Live like thereʼs no tomorrow(明日がないかのように生きる)」とタイムループに巻き込まれた2人の状況を表すキャッチコピーにも注目だ。
映画『パーム・スプリングス』は、2021年Spring(春)全国ロードショー。