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ジャック・オディアール監督&セリーヌ・シアマ脚本『パリ13区』4月公開決定 ─ ミレニアル世代の若者たちが織りなす不器用で愛おしい人間模様

パリ13区
©ShannaBesson ©PAGE 114 - France 2 Cinéma

『ゴールデン・リバー』(2018)などのジャック・オディアール監督最新作『Paris, 13th District(英題)』が、『パリ13区』として、2022年4月22日(金)より日本公開されることが決定した。あわせて、場面写真が到着している。

『ディーパンの闘い』(2015)『預言者』(2009)など数々の名作で世を驚かせてきた鬼才、ジャック・オディアール監督。待望の最新作では、『燃ゆる女の肖像』(2019)で一躍世界から注目を浴びることになったセリーヌ・シアマとともに脚本を手がけた。“新しいパリ”の物語を、洗練された白黒の映像美で大胆に描き出した。

北米のグラフィック・ノベリスト、エイドリアン・トミネによる3つの短編「アンバー・スウィート」「キリング・アンド・ダイング」「バカンスはハワイへ」が原作となる本作の舞台は、パリ13区の今日。多文化で活気溢れる現代のパリで、コールセンターで働く台湾系のエミリーと高校教師のカミーユ、33歳で大学に復学したノラ、そしてポルノ女優のアンバー・スウィートといったミレニアル世代の若者たちが織りなす、不器用で愛おしい人間模様が描かれる。

本作は、第74回カンヌ国際映画祭コンペ ティション部門でお披露目されるや、フランス映画界屈指の世代を超えたビッグコラボが大きな注目を集め、「間違いなく、『今』を物語る映画だ(Time Out)」「息をのむ、ヌーベルヴァーグ映画に匹敵する美しさ(Daily Telegraph・UK)」「つながりを求めるミレニアル世代が魂を込めて織り成す、モノクロの艶やかなタペストリー(Variety)」「唯一無二の映画だ(AwardsWatch)」と絶賛を浴びた。また、先日ノミネーションが発表された第47回セザール賞では、撮影賞、脚色賞、音楽賞、有望若手女優賞、有望若手男優賞の5部門に選出された。

公開された場面写真では、高層ビルの屋上で会話を交わすエミリーとカミーユ、ノラを交えて並木道を歩く3人、大学で講義を受けるノラの姿をとらえた場面が切り取られている。

パリ13区
©ShannaBesson ©PAGE 114 – France 2 Cinéma
パリ13区
©ShannaBesson ©PAGE 114 – France 2 Cinéma
パリ13区
©ShannaBesson ©PAGE 114 – France 2 Cinéma

映画『パリ13区』は、2022年4月22日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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