【カイロ・レンのパッション屋良問題】なぜカイロ・レンはレイ戦でエビバデパッション!していたのか
映画『スターウォーズ フォースの覚醒』クライマックス、カイロ・レンが雪地でレイ&フィンとのライトセーバー戦に挑んだシーンでは、直前にチューバッカの放ったボウキャスターにより不詳した左腰あたりを、お笑い芸人の『パッション屋良』ばりに自らボコスカ叩いていたレン君。
まだ痛むであろう傷口を叩き、白い雪には鮮血が滴る。一見、明らかに逆効果に見えるこの突然のエビバデパッション行為に、「えっ何してんの…」「余計傷悪化するだろう…」とフィン&レイも若干引き気味だ。
こうやって見るとフィンとレイの引きっぷりがすごいが、なぜ、カイロレンはわざわざ傷を叩いていたのだろうか。海外のスターウォーズ・ファンサイト、The Light Sider of the Forceでは興味深い説を紹介している。
単純に考えれば、アドレナリンを放出するがために刺激を与えていたのだろうと考えられるが、ここは『スターウォーズ』、もう少し考えを巡らせてみよう。
このシーンでのカイロ・レンは、直前に起こした例の行動により、ダークサイドに満ちている状態だと言える。
ダークサイドのパワーの源といえば、恐れ、怒り、憎しみ…そして『痛み』だ。
シスの歴史を振り返れば、受けたダメージをパワーに置換し、重症を生き延びた例がいくつかある。
たとえばダース・ベインは毒に犯されるが、その痛みは毒素に抵抗する力を産み、生きながらえた。
ダース・クレイトはユージャン・ヴォングによる拷問において、痛みに意識を集中させる事で絶命を免れた。
また、『エピソード1 ファントム・メナス』のダース・モールも、オビ=ワン・ケノービに身体を真っ二つに斬られるが、生き延びた後はその痛みや憎しみによりダークサイドの力を増強させ、より強力なシスとなって復活している。
つまり、カイロ・レンは自ら傷口を叩き、痛みを感じることで更なるパワーを引き出そうとしていと考えられる。傷めば痛むほど強くなる、まさにダークサイドのパッションなのだ。自分でも何言ってるかわからん。
ダークサイドのチート・テクニックで自分のパラメーターを伸ばそうと試みたカイロ・レンだったが、はじめてライトセーバーを握った初心者レイちゃんにコテンパンにされるのは、皆さんよく知る通りだ。
次回はもっとかっこいい所を見せられるといいね。
Source:http://www.lightersideoftheforce.com/2016/04/why-kylo-ren-was-punching-himself.html
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