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バットマン前日譚ドラマ「ペニーワース」米国版予告編 ─ 執事アルフレッドと大富豪トーマス・ウェイン、若き日の冒険

https://twitter.com/PennyworthEpix/status/1138890745664954369 スクリーンショット

DCコミックス『バットマン』シリーズを原案とする新作ドラマシリーズ、「ペニーワース(邦題未定、原題:Pennyworth)」の米国版予告編が公式Twitterにて公開された。

本作はタイトルの通り、ブルース・ウェイン/バットマンの名執事アルフレッド・ペニーワースの若かりし日々を描いた前日譚ドラマだ。1960年代のロンドンを舞台に、20代のアルフレッドがなぜ軍人を経て殺し屋になったのか、いかにしてトーマス・ウェインと出会ったのか、その成長と変化が全10話構成で紡がれる。

このたび公開された予告編は、アルフレッドが軍を離れ、「自立した男になりたい」と警備会社を設立する様子から始まる。ハンサムなルックスに洒脱なトーク、高い身体能力を誇るアルフレッドは、ある日、大富豪のトーマス・ウェインから「警備が必要なんだ」との話を持ちかけられた。陰謀の存在を悟ったトーマスは命を狙われ、アルフレッドの周囲でも不穏な動きが起こりはじめる。

「ミスター・ペニーワース。奴らが僕を殺すなら、君も必ず殺される。取引はできない」「すべてがダメになってしまう。あなたを守れるよう、全力を尽くします」。かくして、アルフレッドとトーマスは陰謀の真相をめぐる戦いと冒険に身を投じていく……。

製作総指揮を務めるのは、同じく『バットマン』の前日譚ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」(2014-)を手がけたブルーノ・ヘラー&ダニー・キャノン。ブルーノが脚本を、ダニーがエピソード監督を兼任する。ただし本作は、「GOTHAM/ゴッサム」とは関連性をもたない独立した作品だ。かつての英国を舞台とする本作の雰囲気は、アクションやユーモアなどもあいまって、『バットマン』シリーズのイメージとはかけ離れたものだ。むしろ『キングスマン』シリーズや『コードネームU.N.C.L.E.』(2015)などに近い印象すらあるだろう。

主人公アルフレッド・ペニーワース役は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)などの新鋭ジャック・バノン。“相棒”の大富豪トーマス・ウェイン役は「フリーバッグ」(2016-)『トースト ~幸せになるためのレシピ~』(2010)のベン・アルドリッジが演じる。ヴィランのペット・サイクス役は英国の人気歌手パロマ・フェイス、その仲間ロード・ハーウッド役は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1999)『スナッチ』(2000)などのジェイソン・フレミングが務める。

ドラマ「ペニーワース(邦題未定、原題:Pennyworth)」は2019年7月28日より米国放送予定。日本での放送・配信情報が待たれる。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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