『スター・トレック4』クリス・パイン、脚本家決定の知らせにビックリ ─ 「もう脚本はできていると思っていた」

『スター・トレック』ケルヴィン・タイムラインの締めくくりとなる『スター・トレック4』の企画は長きにわたって紆余曲折を経てきたが、2024年3月下旬には大きな前進を見せた。脚本家として、ドラマ「フライト・アテンダント」(2020-2022)のスティーブ・ヨッキーが参加することが報じられたのだ。
主演を務めてきたクリス・パインは、企画の成り行きを静観してきたひとり。メディアから企画の進捗を訊かれるたびに「分からない」と答えながらも、出演への意欲を示してきた。
このたび米Business Insiderとの取材に応じたパインは、進捗について改めて「本当に分からないんです」とコメント。その一方で、「新しい脚本家が参加したというニュースもありましたね」とも語り、ヨッキー参加の知らせを耳にしていたことを明かした。
脚本家決定のニュースを聞いて驚いたというパイン。「もう脚本はできていると思っていた」のだという。「でもどうやら違っていたみたいですね。それか、彼ら(スタジオ)が方向転換することにしたんでしょうかね」。
企画との距離感があるように思えるパインだが、そんな状況に歯がゆさを抱いていることを以前明かしていた。「『スター・トレック』の世界では、最後に何かを知るのは俳優であることが普通です」としながら、「人もシリーズも大好きだけど、作品が生み出されるシステムを変えようとすることは僕には出来ません」と語っていたのだ。
再演については、気持ち変わらず前向きな模様。今回パインは「『トレック』とはいつもそうだったように、僕はひたすら待つだけです」と語り、自身が演じるカーク船長の最終章の実現を願った。
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Source:Business Insider