『ピノキオ』ホラー映画に『プー あくまのくまさん』監督が就任、激グロ描写もたっぷり

名作ファンタジー児童文学『ピノキオ』のホラー映画版の監督に、『プー あくまのくまさん』(2023)のリース・フレイク=ウォーターフィールドが就任したことがわかった。2025年、米劇場公開が見込まれているという。米Varietyが報じている。
『ピノキオ』のホラー映画は、2022年に著作権が失効した「くまのプーさん」が実写映画化されたことを皮切りに発足したシネマティック・ユニバース『プーニバース:モンスターズ・アッセンブル(Poohniverse: Monsters Assemble)』内の企画として進行中。同ユニバースからは、ピーターパンのホラー映画『Peter Pan’s Neverland Nightmare(原題)』や殺人バンビを描く『Bambi: The Reckoning(原題)』といった映画も製作されている。
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本作については、2024年初頭に『プー あくまのくまさん』の製作会社の下で製作されることが報じられており、『Pinocchio: Unstrung』という原題も判明していた。このたびの報道ではタイトルまでは伝えられていないが、同一の企画であると思われる。
当然のことながらR指定作品として製作されており、劇中で描かれることになる凄惨なシーンの一部も判明している。Varietyによれば、あるシーンで「ピノキオは本物の少年であると感じるために、殺した人間の皮にくるまれる」姿がフィーチャーされるという。フレイク=ウォーターフィールド監督は、「極度にユニークでR指定描写のピノキオになります」と予告している。「殺しも多く、オリジナルの物語を覆すような、たくさんのゴア描写も登場します。ピノキオを華々しくプーニバースへ歓迎するつもりです」。
撮影は2024年9月より開始される見込み。VFX技術には極力頼らず、可能な限りの実写撮影で行われる。ピノキオのパペット制作には『チャイルド・プレイ』(2019)のMastersFXが担当。ゴア描写の多くは『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』シリーズを手がけたProsthetics Studioが管轄するという。また、ゼペット爺さん役のキャスティングは近日発表されるとのことだ。
プーニバース最新作は『プー あくまのくまさん』の続編で、海外では2024年3月から公開が始まっている。日本では『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』の邦題で今夏に公開予定。新たにティガーやオウルが参戦する。
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Source:Variety