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ピクサー完全新作始動!『モンスターズ・ユニバーシティ』監督が贈る、父を失った兄弟を描く「郊外のファンタジー」

ディズニー

アメリカで2017年7月14~16日(現地時間)に開催されているディズニーのファン・イベント「D23 Expo 2017」にて、ピクサー・アニメーション・スタジオは新作映画の計画を新たに発表した。

今回発表された新作映画は、日常とファンタジーが混ざり合った“郊外のファンタジー”であり、劇中に人間のキャラクターは一切登場しないという。
作品のタイトルは未定で、監督を務めるのは『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)のダン・スキャンロンだ。

「D23 Expo 2017」での発表にて、スキャンロン監督は本作の物語をこのように解説している。

「この映画では、思い出すこともできないほど幼い頃に父を亡くしたティーンエイジャーのエルフの兄弟を描きます。世界に残されたわずかな魔法によって、父親との魔法のような時間を1日だけ過ごすために、少年たちは冒険へと出かけるんです。」

また今回の新作映画は、スキャンロン監督にとって「個人的な物語」なのだという。
なぜなら監督自身が幼い頃に父親を亡くしており、その顔や声をまったく知らなかったというのだ。ある時、親戚から送られてきたカセットテープに父親の声が一言だけ収録されていたことは、監督と彼の兄弟にとって非常に重大な出来事だったという。

僕の父親はどんな人だったんだろう、僕は父にどう似ているんだろう、といつも考えてきました。その疑問がこの映画の計画につながったんです。」

間違いなくピクサー作品の魅力のひとつである“エモーショナルな物語”、その新たな局面に期待したい。
なお本作は、おそらく2020年以降の公開になるとみられる。

Sources: https://ohmy.disney.com/news/2017/07/14/new-feature-film-pixar-animation-studios-d23-expo/
http://collider.com/pixar-movie-suburban-fantasy-world/
http://variety.com/2017/film/news/pixar-disney-untitled-suburban-fantasy-world-unicorns-d23-1202496455/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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