【悲報】ピクサー「2020年以降は続編をしばらく作らない」と宣言

ピクサー・アニメーション・スタジオ社は、2020年以降にシリーズの続編映画をしばらく作らない方針を明かした。社長のジム・モリス氏がEntertainment Weeklyの取材に対して答えたものだ。

新たな続編の計画なし

ピクサー 続編の予定なし

https://www.grandoldteam.com/forum/threads/ramiro-funes-mori.78362/page-106

現在、ピクサーは2020年までの作品タイトルを発表している。2016年が『ファインディング・ドリー』、2017年が『カーズ3(仮)』と『Coco(原題)』、2018年が『トイ・ストーリー4(仮)』、2019年が『Mr.インクレディブル2(仮)』だ。一目でわかるように、『Coco』を除くとすべてが続編である。

これらに加えて、ピクサー社は2020年の3月・6月に2本の映画を公開する予定だが、モリス氏によるとその2本はそれぞれ独立したオリジナル作品になるという。その後もさらにオリジナル作品を2本作る計画があり、スケジュールは未定ながら早い時期の製作を予定しているという。一方でモリス氏は、続編を製作する計画は現在ないと話した。

https://mlcarmon.expressions.syr.edu/trfindustryforces/2014/10/08/the-wonderful-world-and-practices-of-pixar-animation-studios/

https://mlcarmon.expressions.syr.edu/trfindustryforces/2014/10/08/the-wonderful-world-and-practices-of-pixar-animation-studios/

オリジナルよりも続編を作るほうが難しい?

ピクサー社が方針を決めた背景には、同社のスタンスが深く関わっている。モリス氏は続編のあり方についてこう述べている。

「オリジナル版の監督にいいアイデアがあって、彼が喜んでやりたいと思わないかぎり続編は作りません。いくつかの点で続編は(オリジナル版よりも)難しいものです。なぜならすでに世界は出来上がっていて、それが作品の助けにもなることもあれば、期待を裏切れないということにもなるからです」

実際のところ、以前の作品の続編が期待される監督たちは、現在まったく別のプロジェクトに参加している。

『インサイド・ヘッド』のピート・ドクター監督にはオリジナル作品のアイデアがあり、『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バード監督は『Mr.インクレディブル2』の製作真っ最中で、『レミー~』続編の話はモリス氏も聞いたこともないという。『WALL・E』はモリス氏がプロデューサーを務めた作品だが、やはり新たな物語の計画がないようだ。こうした作品の続編を観られるのはおよそ10年後と考えてもいいかもしれない。

続編が観られないと思うとカナシミが…… http://www.forbes.com/sites/dorothypomerantz/2015/06/22/with-inside-out-pixar-returns-to-fighting-form/

続編がしばらくないと思うとカナシミが……
http://www.forbes.com/sites/dorothypomerantz/2015/06/22/with-inside-out-pixar-returns-to-fighting-form/

気になるのは今年から始まる怒涛の続編ラッシュだが、これについてモリス氏は「偶然の産物」とコメントした。ピクサー社は「オリジナル作品を1年に1本、続編を2年に1本発表する」という計画を立てているが、監督たちから続編のアイデアが多く寄せられたためにこうしたスケジュールになったという。

モリス氏は、ピクサーのストーリー選びは「なんでもあり」だと強調する。前作から13年を経た『ファインディング・ドリー』や、さらには前作から15年後の公開となる『Mr.インクレディブル2』が実現するのもそのためだろう。観たい続編がある人はぜひ気長に待ってみることにしよう。10年、20年後にも実現する日が来るかもしれない。

source:
http://www.ew.com/article/2016/07/01/pixar-sequels-ratatouille-wall-e-inside-out

eyecatch image:https://www.youtube.com/watch?v=XEaDVq4Vrzk

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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