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『パイレーツ・オブ・カリビアン』マーゴット・ロビー版は「ガールズ・パワーたっぷり」

マーゴット・ロビー
Photo by Eva Rinaldi https://www.flickr.com/photos/evarinaldiphotography/ Remixed by THE RIVER

ハーレイ・クイン役でおなじみのマーゴット・ロビー主演、人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作映画(タイトル未定)について、ついにマーゴット自身が口を開いた。

2020年6月の第一報によると、本作はジョニー・デップ主演による過去作品の続編・スピンオフではなく、新たなストーリーとキャラクターを展開するもの。脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)でマーゴットとタッグを組んだクリスティーナ・ホドソンが執筆する。

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にて、マーゴットは『パイレーツ・オブ・カリビアン』について「まだ早すぎるので、言っちゃいけないんです」とコメント。しかし、米Colliderではクリスティーナとの再タッグについて触れられるや、「ガールズ・パワーたっぷり」になると予告している。

「(クリスティーナとの)タッグを楽しみにしていただけてうれしいです。もちろん、私も彼女のことが大好きですから。『パイレーツ』は私がプロデューサーではないので、じっと様子を見て、俳優としてできる仕事を待ちますよ。まだプレッシャーは感じてません。シリーズの世界に女性的な要素をきちんと取り入れられそうで、それが本当に楽しみなんです。」

マーゴット版『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプロデューサーを務めるのは、シリーズの過去作品を手がけてきたジェリー・ブラッカイマー。プロデューサー業にも積極的なマーゴットだが、本作では主演に徹することも明かしている。愛されてきた世界観を継承しながら、マーゴットらしい要素をいかに炸裂させるか。『スーサイド・スクワッド』(2016)から『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』への展開よりも高いハードルが用意されているといえそうだ。

また、ディズニーはマーゴット版とは異なる『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作映画も企画中。こちらは脚本を「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジン、シリーズ第1~4作のテッド・エリオットが執筆しており、2020年5月の時点で脚本作業が終盤を迎えていた。なお、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの再登場については不明。

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Sources: Collider, Happy Sad Confused, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。