『パイレーツ・オブ・カリビアン』マーゴット・ロビー版は「ガールズ・パワーたっぷり」

ハーレイ・クイン役でおなじみのマーゴット・ロビー主演、人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作映画(タイトル未定)について、ついにマーゴット自身が口を開いた。
2020年6月の第一報によると、本作はジョニー・デップ主演による過去作品の続編・スピンオフではなく、新たなストーリーとキャラクターを展開するもの。脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)でマーゴットとタッグを組んだクリスティーナ・ホドソンが執筆する。
ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にて、マーゴットは『パイレーツ・オブ・カリビアン』について「まだ早すぎるので、言っちゃいけないんです」とコメント。しかし、米Colliderではクリスティーナとの再タッグについて触れられるや、「ガールズ・パワーたっぷり」になると予告している。
「(クリスティーナとの)タッグを楽しみにしていただけてうれしいです。もちろん、私も彼女のことが大好きですから。『パイレーツ』は私がプロデューサーではないので、じっと様子を見て、俳優としてできる仕事を待ちますよ。まだプレッシャーは感じてません。シリーズの世界に女性的な要素をきちんと取り入れられそうで、それが本当に楽しみなんです。」
マーゴット版『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプロデューサーを務めるのは、シリーズの過去作品を手がけてきたジェリー・ブラッカイマー。プロデューサー業にも積極的なマーゴットだが、本作では主演に徹することも明かしている。愛されてきた世界観を継承しながら、マーゴットらしい要素をいかに炸裂させるか。『スーサイド・スクワッド』(2016)から『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』への展開よりも高いハードルが用意されているといえそうだ。
また、ディズニーはマーゴット版とは異なる『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作映画も企画中。こちらは脚本を「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジン、シリーズ第1~4作のテッド・エリオットが執筆しており、2020年5月の時点で脚本作業が終盤を迎えていた。なお、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの再登場については不明。
Sources: Collider, Happy Sad Confused, ComicBook.com