Menu
(0)

Search

小学校で殺人鬼プーさん映画が上映された事件、「わけがわからない」と監督が困惑

プー あくまのくまさん
© 2023 ITN DISTRIBUTION, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

米フロリダ州マイアミの小学校で、4年生の生徒に向けてホラー映画『プー あくまのくまさん』が上映されてしまった事件について、映画の共同監督を務めたリース・ウォーターフィールドが米Varietyの取材に対し「わけがわからない」とコメントしている。

著作権が失効した「クマのプーさん」のキャラクターを殺人鬼に見立てたホラー映画。教室では、生徒が再生を停止するよう声を上げていたにもかかわらず、教員は20〜30分にわたって上映をやめなかったという。

事件についてウォーターフィールド監督は、「狂ってますよね。ヤバイと思います」とコメント。「あの映画を観れば、子ども向けの映画だと見間違えるわけがない。文字通り冒頭10分でヤバいシーンがある。キャラクターも怖いし」と述べた。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

20〜30分間にわたって再生されていたことについては「わけがわかりません。どうしてそんなに流しっぱなしにされたのか。先生が流したまま教室を去ったのか、生徒たちが先生を騙したのか、何なのか」と困惑。「とりあえず、子どもたちのトラウマにならないと良いんですけれど」と願った。

学校側は、生徒に対して「安全と精神状態を安定させるために適切な措置を講じた」とし、メンタルヘルスカウンセラーと面談の場を設けているという。

『プー あくまのくまさん』は製作費10万ドルの低予算ながら、全世界で約500万ドルを稼ぐスマッシュヒットを記録。著作権が追加で失効した飛び跳ねるトラのティガーも登場する続編を準備中で、製作予算も1作目から「10倍」に飛び跳ねるという。

Source:Variety

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly