エマ・ストーン『哀れなるものたち』日本公開日が再決定、2024年1月 ─ マーク・ラファロ&ウィレム・デフォー共演

『女王陛下のお気に入り』(2018)のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組む映画『哀れなるものたち』の日本公開が2024年1月26日(金)に再決定した。
第80回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映されると、終映と同時に大歓声の“ヨルゴス”コール。今年最長となる10分以上の拍手とスタンディングオベーションを巻き起こした話題作だ。
原作は日本でもスコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医の手によって奇跡的に蘇生することから始まる物語だ。蘇ったベラは “世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンの誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。貪欲に世界を吸収していくベラは平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった……。
日本公開日の再決定とあわせて、ランティモス監督の唯一無二のセンスに加え、壮大なスケールとヒロイン・ベラの果てしなく広がる未来を予感させる大胆なポスタービジュアルも到着した。ストーンか演じるヒロインの魅力や奔放さに翻弄される男性たちがミニマムなサイズとなって描かれている。

主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。今作ではプロデューサーとしても名を連ねる。また、天才外科医のゴッドウィン・バクスターを名優ウィレム・デフォー、ベラを誘惑し大陸横断の旅に連れ出すダンカンを『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが演じるなど、ベテランたちが脇を固めている。
映画『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)全国ロードショー。